土用の日は丑の日 ウナギあれこれ | はまちゃんのブログ

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 一昨年の春(2010年)、東京深川から真鶴駅近くに会社を移転しました。世界でここ真鶴でしか採掘されない本小松石を使用して【がんこ干し】という干物を作る小さな会社です。日々思うことを徒然に書こうと思っています。

土用の丑の日
誰が、この日にウナギを食べようと決めたのか。

世間では、ウナギが高騰して庶民の口になかなか入らないなどと言っている。

ボクの師匠のお店の水槽にウナギが何匹もいる。
師匠は、ウナギ釣りの名人だ。
まさに天然もの。

半月ほど前、師匠のお店に親友と行き、親友が帰り際に1メートル以上の大ウナギをもらった。ウナ吉と名前を付けて飼ったが、死んでしまった。
これは食べ出があると喜んでいたが、余りにも大きく、さばけないらしい。
親友は、死んでしまったことに痛く落ち込んでいた。
ボクは食べれなかったことに、落胆していたが…。

昨日、師匠のお店に顔を出すと、ウナギを焼いているいい匂い。
この匂いだけで、白いご飯が食べられる。
ご飯が欲しい。

そんな気持ちを察してくれたのか、師匠うな重を作ってくれました。
ふっくらと焼きあがったウナギのかば焼きに、たれがたっぷりと。


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いやぁ、美味しかった。
満足、満足。

ちなみに、土用の丑の日は、江戸時代の発明家平賀源内だそうです。
売れないウナギをどうやったら売れるかと相談して、丑の日にウの付く物を食べると夏負けしないということで「本日丑の日」と張り紙を出したら大繁盛したらしい。
これ、本当らしい。