七夕よりも 朝顔市よりも 仕事だぁ!! | はまちゃんのブログ

はまちゃんのブログ

 一昨年の春(2010年)、東京深川から真鶴駅近くに会社を移転しました。世界でここ真鶴でしか採掘されない本小松石を使用して【がんこ干し】という干物を作る小さな会社です。日々思うことを徒然に書こうと思っています。

小さいころ、まだ、小学校に上がる前、4歳か5歳のころ、御婆ちゃんに浅草寺の朝顔市に連れて行かれたことを良く覚えている。
当時は、台東区に住んでいて近かったことと、御爺ちゃんが宮大工で浅草寺の仕事に関わったこともあり、何かにつけ浅草寺へ行った。

入谷の朝顔市にも連れて行かれた。
入谷よりも浅草寺の方が好きだった。
だって、仲見世で駄菓子を買ってもらえたから。
$はまちゃんのブログ
入谷の朝顔市1
$はまちゃんのブログ
入谷の朝顔市2


子供のころ、七夕まつりに行った記憶がない。
ないというより、行ったことがない。
だからどうしても、この季節、七夕というよりも朝顔市に気持ちが向いてしまう。

その朝顔市も3年余り行っていない。
3年前に会社を作り、「がんこ干し」を作り始めてから仕事以外に目がいかなかった。
余裕がなかった。

大判カメラを担いで撮影や、北欧へのオーロラ撮影も、好きな京都へも行っていない。

$はまちゃんのブログ
オーロラを見る人たち

$はまちゃんのブログ
フィンランド・サーリセリカで見たオーロラ


男が仕事に命を懸けるのだから、そのくらい当たり前だと言われそうだ。

確かにそうだ。会社を作り、人を雇い、物を生産する。
そうすると、働く人、その家族の生活を考えなければならない。

作った製品が家庭の食卓に並び、皆さんが美味しいと言って
食べていただけるように努力しなければならない。

美味しさの前に、食にとって、安心安全という大事なことを確保しなければならない。

そんなことを考えていると、カメラも旅も封印しなければならない。

平塚の七夕まつり、入谷の朝顔まつりも昨日が最後。

今にも降りそうな空と睨めっこしながら「がんこ干し」で使用する
大事な布洗いをしていていた。

来年は、朝顔まつりも七夕も見に行こう。

晴れ男のボクが行くんだからきっと晴れる。
その日を楽しみに、頑張ろう。
           
~写真はいずれも数年前に撮影したものです~