百日祝いを知ってますか  | はまちゃんのブログ

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 一昨年の春(2010年)、東京深川から真鶴駅近くに会社を移転しました。世界でここ真鶴でしか採掘されない本小松石を使用して【がんこ干し】という干物を作る小さな会社です。日々思うことを徒然に書こうと思っています。

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昨日の主役



昨日、孫のお食い初めをした。
以前、二男夫婦に、お食い初めに何が欲しいと聞くと、「尾頭付きの鯛」とのこと。
加工場に焼鯛をお願いしていた。


焼鯛を入れた発砲スチロールを受け取ると、上には
百日祝いとなっている、えぇ!!
「ちゃうじゃん、お食い初めだぞ」と怒ると、
お食い初めは、正式には「御百日祝いと言います。間違いありません」との答え。そうか、と納得して、妻の実家へ持っていく。


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実家には、妻の両親と、二男夫婦、本日主役の孫計5人が揃っている。
お祝いの焼鯛だよぉと言って、みんなに見せると、両親、二男が揃えて、「お食い初めだよと言う」。ボクが言おうとすると、かなちゃん(二男のお嫁さん)が「お父さんありがとう。お食い初めの正式な名前が百日祝いって言うんですね。インターネットで調べて分かりました」と言ってくれた。

それを聞いたみんなが納得。かなちゃんの言葉は絶大である。
発砲スチロールから取り出し、尾頭付きの鯛が並べられた。


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尾頭付き焼鯛

祝い膳には、なぜか、石が置かれている。かなちゃんに聞くと、「歯固め石と言って、神社の境内で見つけたもの。小石を食べれるような大丈夫な歯を授かるようにという願いをかけるとか。終わったら神社の境内に納めます」とのこと。これもインターネットで調べましたとのこと。

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祝い膳と尾頭焼鯛


ボクは、二人の子供を育てたが(育てたのはカミサンか!)、お祝いをしたのは、
七五三くらいで、お宮参りとか百日祝いなどしたことがなかった。


孫は幸せだ。
そして、今日最も幸せを感じた人がいた。
義父である。主役の孫を膝の上に座らせ、お食い初めの儀式を司るのだから。
さっきまで泣いていた孫も、曾おじいちゃんが箸で運ぶ料理を嫌がらず、目をあっちこっちに…興味津々。

紅白なますを孫の口もとへ。

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主役と準主役


途中、義姉も加わり、にぎやかな百日祝いを終えました。



手前味噌ですが「がんこ干し」をした尾頭付き焼鯛は美味しい。
みんなに喜ばれました。