誕生日にスピーチ | がんばるにっき in the US

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アメリカ留学に挑戦!!
NY州の片田舎、極寒の地から世界の大都会NYCに舞台を移して日々発見、日々成長。

明日、従業員教育の授業で5分間のフリースピーチをしなくてはなりません

前回のクラスが第一回目で、1人5分以内に好きな事を話します。

自分のくせ毛のこと、バイト先でボスになること

大好きな踊りのこと、ユダヤ系アメリカ人1世として生きること

DNAのこと、留学生として暮らすこと

色んな事をテーマにしたスピーチがあり、本当におもしろかったです

そして明日は私の番。何を話そうかな~ってずっと考えてました。

最初に思いついたのは、「いただきます」や「ご縁」といった日本特有の概念について

次は日本人との関わりについて

でもどれもあんまりしっくりこなくて。

そして考えたのが誕生日について

そう、実は明日は私の24回目の誕生日。1年に1度のスペシャルな日にスピーチするってのも中々ないと思うので、誕生日にまつわることを話そうと決めました。

私の母は心臓が悪くて、子供は1人しか生めなかったそうです。それが私。

母は毎日3回欠かさずお薬を飲んでいますそうじゃないと心臓の人工弁が動かなくなるからだそうです。

私を妊娠しているとき、薬を飲むと私に悪影響があるとおもい、薬を飲むのをやめてかわりに直に注射をするようになったそうです。

毎日毎日注射をしていたら、10ヶ月後にはもう針を刺す箇所がない位に体中が青く、固くなったという母。

それでもまだ私が五体不満足で生まれたり、知的障害を持って生まれる可能性は高かったそうです。

加えて自然分娩が無理だったので帝王切開で出産。

そんな母の苦労もあり、24年前、無事におぎゃーと私は生まれました

ありがたくも五体満足でピアノだって弾けるし、両足で立って踊る事もできます。

知的障害もなく、勉強が好きで、今となっては外国で勉強しています

そういうのって当たり前だと思ってるけど、奇跡なんだって。

毎年誕生日がくるとそういう当たり前の事に感謝し、両親、特に母に感謝しなくちゃなあって思います。

私にとって、誕生日ってそういう日です

そんなことを明日スピーチで言おうって思ってます。

一瞬でもみんなに、自分の日常に感謝の気持ちを持って大切に過ごそうって少しでも思ってもらえたら良いな。