ありがとうの連鎖 | 種を蒔こう、この足元に

種を蒔こう、この足元に

自分は何も出来なくても、誰かの手を借りてあげることならできる。誰かに必要なものを手渡すことができる。日々の暮らしの中で、ささやかな種蒔きを続けよう、この足元から。いつかいのちが繋がり、芽吹くことを祈って。

毎年、お正月の楽しみの一つは

イチローのロングインタビュー。


今年の聞き手、糸居重里さんはイチローの言葉に共感しながら

とてもいい感じで言葉を引き出してくれていました。

もう一人の住吉美紀さんは、

インタビュアーとしてはかなり残念な感じでしたが。


異文化の中で戦い続けているイチローが最後に言った言葉

「僕はやっぱり日本人だから、

ありがとう、と言ったときに、どういたしまして、と言われるより、

ありがとう、と言ってもらえる関係がいいね」


どんな分野でも頂点を極めようという方は、

真理に近い言葉をさりげなく話されます。


ありがとうの関係づくり…

私も最近、自分が消費者の立場になったときでも、

なるべくありがとう、と言うように心がけています。


「消費者は王様」というのは、一方的な関係を表す言葉。

オカネがあれば、何を言っても良いのでしょうか?

商売なんだから、やって当たり前。と言ってはつまりません。

人間として最低限の礼儀と尊重を表すだけで、

お互いの関係ができ、気持ちよくサービスを受けさせていただける。

ほんの小さなことですが、最近のマイブームです。