いつも読んでくださりありがとうございます!
更新が遅くてその上、絵も雑ですみません!
前回の続きです。



健診の後、同じ階のフロアにある臨床心理士さんのいるお部屋に案内されました。
明るく意外に広くすっきりとした部屋の隅には子供達が遊ぶスペースにたくさんのおもちゃ。少し離れた場所にテーブルが置かれており、私はそこへ案内されました。
子供達はわぁ〜っと喜び一目散におもちゃスペースへ。



子供たちがおもちゃで遊んでいる間、私はよりこの生育歴や日常の困り事、普段の様子などを聞かれました。
よりこの首すわりがいつだったとか、寝返りはいつだったか…も含め記憶が曖昧で(記憶喪失!)母子手帳を必死にめくりながら話しました。
癇癪や夜泣きが酷いこと、公園でルールを守れないことなども。



その後、子供達が遊んでいる様子を先生が観察してチェックしていました。
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あ…ああ、、、
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限られた時間でしたが、ありのままのよりこを余すところなくお見せすることができたと思います。笑



他にも積み木を使ったテスト、先生の言葉掛けからのよりこの反応などをチェックし、



幼稚園での問題行動、家での様子を話し終えてから、先生に言われたことは、『大変でしたね。お母さんとても頑張って来られましたね。』ということでした。



そして、『今後は就学前のお子さんの発達を支援する市のサポートを受けながら、お母さんは保育士やセラピストに相談して、これからも少しよりこちゃんの様子を見させてもらってもいいですか。』
と言われました。勿論です。その為に来ましたから!



私は思いきって聞いてみました。
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と。



お母さん、すごく勉強されたんですね。

 

『いえ、私もつい最近まで発達障がいについては全くわからなかったんです。
調べてみたら娘に当てはまることがとても多かったので…
私は、娘のためにやってあげられることはすぐにでも始めたいんです…発達障がいの可能性があるなら…私はこれから死に物狂いで発達障がいについて勉強したいんです。娘のためにどうしたらいいのか。私も変わらなきゃいけないと思いました。先生が見た感じではどのように感じましたか??』

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ここでは私が診断をすることはできないので、
気になるのなら児童精神科医の受診が必要です。



ですが…
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私は診断できる立場ではないので、あくまでお母さんのお話と今観察した中での印象です。



ああ、やっぱり…という思いと共に、
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覚悟はできていたはずなのに、恥ずかしながら目からは涙がポロポロあふれ出してきました。(サイレントで涙したので、子供たちに見られてなくて良かったです。)


高機能自閉症…この言葉も、広汎性発達障害を調べていた時に何度も目にしました。何度も。

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そんな日々をこの先ずっと送り続けなければならないということが、とてつもなく不安で恐怖でした。



でも、
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発達障がいが原因とわかり、これからはやっとよりこと向き合えるという安堵感。

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例え自閉症でも、私たちの可愛いよりこには変わりありません。涙がスッと引きました。



そして、
改めて前向きな気持ちになれた気がしました。



高機能自閉症という見立てをしたことについて先生がお話して下さいました。
さっきよりこちゃんと絵本を一緒に読んだ時に、
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本全体の絵や物語を読むというのではなく、最後までひとつの絵に注目してその話ばかりをしていました。そこが少し気になりました。



(これ、よりこのアルアルなんです。
絵本を読んでいても、例えば背景の一部(草の絵とか木の枝の場所とか…)が次のページで変わっているとまた戻って確認したり…肌の色が少しでも違うと『なんでだろ?』とまた戻ったり…物語を楽しむのではなくて、絵本は間違い探しのように読みます。)



あと、平仮名もカタカナも読めますね。記号や数字、文字を覚えるのが早いのもひとつの特徴です。



『文字は、お姉ちゃんが練習しているのを見て興味が出て一緒に絵本を読んだり遊びながら覚えました。』



得意な分野はしっかり伸ばせていますね。いいと思います。



反対によりこちゃんの苦手な分野は恐らく『状況の変化』だと思います。
先ほどお母さんの話を聞いて思いました。よりこちゃんは突然の予定の変更があったり、自分はまだまだ遊びたいのに突然『帰るよ』と言われる変化に対応することができないんだと思います。気持ちの切り替えが難しいのだと思います。でもその『変化』に対応できるようにすることは、療育やご家族や周りの関わり方でいくらでも伸ばしていくことが可能です。特に小さな頃からの早期療育はとても効果があります。



お母さんが詳しく知りたいようでしたら必ず、児童精神科での検査と医師の診断を受けてください。発達支援センターなどでも検査はできますが、専門医がいないところですと苦手な分野と得意な分野がわかるだけで診断名など知りたくても診断はできません。
診断を受けれる場所は児童精神科の専門医がいる病院だけです。
ただ、こういった病院は本当に少なくて非常に予約が取りづらい状況ですので、早くても5〜7ヶ月くらい、一番予約が取りづらい病院で9ヶ月〜13ヶ月待たされることを覚悟してください。



その間は、先ほどお話した市の発達支援があるのでサポートを受けながら保育士やセラピストに相談していくといいと思います。



臨床心理士さんとのお話は終わりました。
最後に児童精神科のある病院をリストアップされたプリントを渡され、私はその日のうちに2軒の病院に予約を入れました。



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今回、保育士の先生に相談した時のエピソードを一緒に書く予定でしたが、ごちゃ混ぜになってよくわからなくなってしまったので次回にします!すみません。
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ありがとうございます!!涙

今現在も悩みは尽きませんが、持ち前のマイペースさ(特性)で頑張っております!!


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