日比谷公園に行って、反原発集会を見てきました。
初めて行ってみたので、参加というより「見せてもらう」気持ちでした。
「集会」「デモ」と言えば、子供の頃、某大学のそばに住んでいた私は
家の前で、顔を隠してゲバ棒持ったお兄さん達が
「安保反対」といいながら、行ったり来たりしてるのをよくみかけました。
小学生だった私がそのお兄さんに「なんで、顔を隠してるの?」と質問すると、
「警察が家族の職場にまでやって来て、仕事をやめさせるからだよ」
って答えたのを覚えています。
おととい日比谷に行ってみて、
集まった人々は、警察の発表2万人、主催者発表20万人!
なんなんだ、この差18万人は?
とにかくかなり少なく数えても、絶対2万人はいたという事ですね。
(確かにもっといたと思います。)
このイベントは3日間続くので、トータルしたらもっともっとになるでしょう。
加藤登紀子さん出演、
大江健三郎さんのお話も聞きたかったなあ。
少なくとも何万人もの人がいたにも関わらず
トラブルなくデモをし、落ち着いて行動をしています。
うーん。昔と違う…。国会の政治家と違う…。
どちらかっていうと、年配の方が多かったかな。
明大ってまだ全共闘いたんだ。。。
てか、もしかして、あのときの全共闘の世代?^^;
「子供、孫の世代に原発を置いといてはいけない」って。
今、おじいさんになって、旗持ってるとか?(・_・)
子連れの若いママさんも多いです。
聞くと、福島の皆さんに国の援助が直接渡っていない。
除染もすすまずに、子供をどうしていいか分からず不安なママさんたち。
被災地の農作物の売買や、動物シェルター、学生ボランティア、寄付、
子供の疎開署名運動、いろんな企画が各テントで紹介されています。
どこも資金がなくて苦しそうだけど、
全国の学生やお母さん達が手伝って頑張ってる事もわかりました。
こういう集会をしても、たぶん、政府には届かないんだろうなあ。
マスコミも、こんな何万人も集まった集会をほとんど伝えない。
なぜ伝えないか、話には聞いてましたが、ここまで伝えないとは…。
震災から2年、なくなった方々のご冥福をお祈りします。
そして、祈っていられなくて、今、苦しんでる方もいっぱいいる。
いろんな事を考える日でした。
で、今日の猫さん。
…ちがいます!閉じ込めたんじゃないです!(;´Д`)ノ
段ボールが好きで、自分で、はいったんですよおー!^^;