プールサイド | 手探りの毎日

手探りの毎日

9歳の長男Gと6歳の次男Kの2児の母、モコモコモコが
子育てとは…、仕事とは…、夫婦とは…、女とは…、
について、回想する、(自称)エッセーです。

長男Gの中学校でも次男Kの小学校でもプールの季節となりました。
Kはピチピチに小さくなった海パン、
Gは学校指定のムダに高いスクール海パン(ミズノ製)です。

さて、去年の学校公開では、まだ小6だったG。
見にいった授業はプールでした。
その日は肌寒く、学年全員が交代で泳ぐので、
プールサイドで待機している時間が長いのです。
超寒がりなGはプールサイドで体育座りをしたまま
背中はガタガタと震え、歯もカチカチと凍えていました。

後ろから見ていた私と夫は

「あんなに震えてるのGだけだよ。ほんと弱っちいなぁ」

と苦笑い。

Gのとなりに座っていたクラスでもお調子者のH君。
なんと、震えているGの肩を抱き、温めはじめたのです。
Gはそれをそのまま受け入れて、
上半身裸の男子6年生2人は、しばらくお互いに肌で温め合っていました。

その衝撃的なシーンを、私は夏がくるたびに思い出しそうです。

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