年末・年始、帰省中等の乳腺炎予防 | 渋谷 新宿 中野「子育ちサロン marukoの部屋」
● 年末・年始、帰省中等の乳腺炎予防

あけましておめでとうございます♪

助産師の平尾です。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします^^

新年早々ですが、この時期、意外と珍しくない「乳腺炎」と、その予防について、ごく簡単にお伝えしますね。

さて、クリスマスからお正月にかけて、お食事が、ややハイカロリーになりがち。

授乳中の皆様、如何ですか^^

よく、ハイカロリーな食事で乳腺炎になったなんて、聞くことがあるかと思います。

食事と乳腺炎の因果関係は、「ある」とも「ない」とも‥専門家によって様々に言われるところです。

特に詰まりやすいおっぱいの方は、ナーバスになることが多いのも事実です。

私も、食べるものと全く無関係とは、やはり言いにくいと思います。

けれど、ストレスが乳腺炎のきっかけになる場合もあり、「あれは食べちゃダメ」「これも食べられない」と言うように、食事を「制限」する感覚はおススメしません。

出来るだけケーキや、お餅など心配なものは「食べ過ぎない」等、偏った食べ方を避け、バランスに気をつけつつ、頂くものは思いっきり、味わって召し上がってくださいね♡

汗をかく時期ではありませんが、空気が乾燥していますから、しっかり水分補給もしましょう。



乳腺炎を予防するには、原因がイメージできれば助けになりますね。

・疲労やストレス
・授乳間隔(授乳回数が減る)
・授乳体勢
・お子様のくわえ方(浅飲み)

・食事内容(?)
・他

授乳間隔以下の3つは、意外と軽視できないと思っています。

共通しているのは普通に授乳しているつもりでも、しっかり飲みきれない場合が多い状況です。

例えば、授乳間隔が空いて回数が減れば、必要以上に母乳が溜まり、乳腺炎の原因になるかもしれません。

また、浅飲みは哺乳量が少なくなる場合があります。

授乳体勢は、実は、その浅飲みなど「くわえ方」に繋がるところです。

具体的には、お子様のお顔はおっぱいに向かっているけれど、お身体は上を向いている場合。

お子様の体が捻れているので、浅飲みになりやすいです。

お子様のおへそが、しっかりお母様の体に向いている、あるいは、お母様とお子様の胃袋同士が向き合っているイメージ。

深くくわえ易いので、たっぷり飲んでもらえます。





冬場は着衣枚数が増えるので、お身体同士の密着度が減り、それも浅飲みのきっかけになるかもしれません。

ご実家や外出先の授乳室など、環境が変わる時も、是非、授乳体勢、お子様としっかり向き合う抱っこを意識して見てくださいね♪

それでも、万が一乳腺炎になってしまったら。

とにかく、母乳をしっかり飲んでもらう事が最優先。

しこりや痛みが続く場合は搾乳も必要になりますが、悪化する前に助産師など専門家へご相談される事をお勧めします。

う~ん、やっぱり!

そうならないように、ちょっとした工夫を心がけられますように♡

あなたとお子様、そしてご家族皆様にとって、素晴らしい1年になります事をお祈りしつつ。

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