植物油を使ったマーガリン
一見、動物性のバターよりヘルシーに思いますね?
が!!
大きな誤解であります
マーガリンやショートニングは精製した油脂に食塩、ビタミン、
発酵乳などを加えて乳化し、水素などを添加した
トランス脂肪酸です。
これは“狂った油”と呼ばれており、
悪玉コレステロールを増やしたり発ガン性も疑われているのです。
2~30年くらい前までは日本では乳ガン、大腸ガン、前立腺ガン、
心臓病などは少なかったのです。
伝統的な日本食の中では、牛肉や乳製品で摂る飽和脂肪酸も少なく
この“狂った油”も少なかったのです。
しかし、アメリカに移住した日本人は、アメリカ人と同じくらい
大腸ガンや心臓病、その他の病気にかかることが知られていました。
これは食事が今西洋化してきている為、
日本国土でもこういった病気が増え続けているのでしょう。
また妊娠中、授乳期の食事の内容が赤ちゃんの成長に大きな影響を及ぼします。
マーガリンや揚げ物など、トランス型脂肪酸を含んでいるものを食べると
赤ちゃんの成長が遅れることも分かってきています。
うちの子はアトピーでとか、アレルギーでとか言いながら、
朝食にはパンにマーガリンを塗って食べさせたりしていませんか?
冷蔵庫にマーガリンがあったら今すぐ処分しましょう。
変わりにバターを使ってください。
試しにマーガリンを半年間その辺に放置してみてください(やらないか)
虫もこなければ、カビも生えません。
それほど人工的な狂った油だということです。
今はアメリカやヨーロッパ先進国などでは、
このトランス脂肪酸を禁止する動きが出てきています。
米マクドナルドは2002年9月、心臓疾患の原因になると指摘された
「トランス脂肪酸」を減らすため、調理油を03年2月までに
新しいタイプに替えると発表しました。
しかし、切り替えると発表しながら実施が遅れたことを同社が適切に公表しなかったとされる訴訟で、和解金など計約850万ドル(約9億円)を支払うと05年2月に発表したのです。
このように、トランス脂肪酸は大きな社会問題となっているのです。
でも、日本ではまだこの認識が薄く、
マーガリンは堂々とスーパーに並んでいるのです。
「マーガリンはこちらです」
とデカデカと表示を掲げるスーパーまであるのです。
洋菓子のお菓子袋の裏、原材料名を見てみてください。
「マーガリン」「ショートニング」の文字はありませんか?
ほとんどのお菓子に当たり前に入ってしまっています。
お菓子作りコーナーではショートニングパウダーも
堂々と並んでいるのです。
さくさくしたクッキーやビスケット!
一見美味しいですがショートニングの力だったりします。
「栄養補助食品」とうたうバータイプの食べ物にも
ショートングが使われたりしています。
何が健康なのかが見えませんね・・・
早く日本でもトランス脂肪酸を取り締まる動きが出てきてほしいですが、
やはり自分の身は自分で守るしかありませんね。
健康に関した本をいくつか読んでいくと、
皆さん口を揃えてマーガリンはダメ!と書いてあります。
食事療法の提案は違っても、マーガリンに関する意見は一致しています。
「マーガリンほど身体に悪いモノはない」
と断言する方もいるほどです。
何かに含まれていた場合、完全に排除は出来ませんが
極力避けていきたいマーガリンとショートニング
ご家庭にはありませんか?