家事手伝い

ブログネタ：退学したことある？ 参加中（←久々のネタ改変）
本日付で、ウチの息子が大学院を退学する。
それに至るなんやかんやは下記リンク先から。
　≫何を成すかが分からない人の苦しみ

今年になったころには、かなり深刻だった様子。
それをクリアしてから、また５月には煮詰まった様子。
５月の母の日には、法事で帰ってきていた。
実家滞在中に、退学の話もした。
息子の部屋へ行って、掃除と洗濯をしまくったころから、ウチの息子の決心はできていたのかもしれない。
　≫パカパカがパクパクでバカバカなので

その後、退学手続きの手順を確認し、６月に退学願の書類を持って帰宅。

ウチの息子の大学院（大学もだが）では、退学予定の１ヶ月前には退学願を提出する必要がある。

そのときに、退学希望日も記入する。

それを受け、授業料納付確認（未納がないかどうか）が行なわれ、退学許可が出ることとなる。

保証人の印鑑も必要なため、父親のお世話になった。
退学理由を書くのに２日間を要し、学内「スタンプラリー」のために、とある金曜日に大学のある県都に帰った。
「スタンプラリー」とは、研究室の担当教授などの学生関連、教務関連などの印鑑もらいの旅。
３個目の判子でタイムアップになったので、提出が月曜日になってしまい、そのまま滞在。
で、６月中旬から、実家で暮らすウチの息子。

とりあえず、県職員の採用試験や市町村職員の採用試験を受験することにより、ニートではないとオヤジにアピールすること。
（公務員試験対策はナッシングだけど）
じいじのお手伝いで農業に親しみ、日中に起きていて夜間に寝る生活をすること。
（昼夜逆転生活のおかげで、体重はコンマ１トン、骨年齢は７７歳）
各種資格試験にも挑戦すること。
（まこまこが指導できるものもある）
田舎暮らしのため、とりあえず車を買って、乗ろう。
（運転免許証は身分証明書のみの価値）

ということで、じいじの車を買うか車検かで悩んでいる暇があったら、息子のためと口実を作り、中古車を買おうと計画。
計画したら、すぐ実行。
めったにお目にかかれないマニュアルトランスミッションの軽ワゴンを４０km圏内で発見し、とっても中古だったが、即購入し、翌週には整備も終わり、車が１台増えた。
しっかりと「紙運転手（ネ申に非ず）」のステッカーも自作し取り付け完了。

じいじの出荷の手伝いや、小売店でのラベル作成、陳列など、嫌がらずにやっている。
お昼に店舗に納品することもあれば、朝６時に出て行くこともある。
陳列の工夫を考えたり、他の農家さんの価格設定なども、見ながら考察している。
まだまだじいじのやり方を尊重していて、口出ししていないようだが。
（じいじは息子の就農に否定的）

やたらと料理（調理）を尋ねてくるようになった。
以前から、ご飯炊きは息子の仕事。
でも、「お惣菜」についての問い合わせが多くなってきた。
鶏むね肉のやわらかく美味しい調理法とか、ハンバーグの作り方とか、塩麹のこととか。

「ぼくは仕事もしてないし、家事をするのが仕事」
ということを本人が自発的に発言し、気分は主夫のようだ。
洗濯物を干したりもしている。
昼に出荷に行くときでも、ミーの昼ごはんのおかずの心配までしている。
お掃除は苦手なようだ。
台所のシンクやお風呂の排水口、洗面所などの水周りは、まこまこが定期的に掃除に通っている。
だから、主夫とはいえない家事手伝い止まり。

先日、無事に（？）「退学許可書」が届いた。
退学許可日は、希望どおり本日である。

　 　
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