ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

キャロル・アン、都会へ行く!
ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ… [Blu-ray]/トム・スケリット,ナンシー・アレン,ヘザー・オルーク
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オトナノジジョウで、
大都会の高層マンションに住んでいるガードナー夫婦に預けられたキャロル・アンですが、
諦めない変態オヤジがつきまとう。



ロビーが成長しちゃったせいか、
パパ上の髪の毛がピンチになったせいか、
ママ上の妹パトリシアのうちに引き取られています。

そこは高層マンション。

パトリシアには、かっこいいダーリンのブルースと、娘のドナがいます。

キャロル・アンは、
都会の天才児が集まる学校に通わされてます。
なんでもIQが150もあり想像力が豊かで、
人を想像力で操れる…ってもう、
何その後付け設定!!

…な、女の子になってました。


心理学者のシートン博士は、キャロル・アンに興味を持ち、
研究対象にしてます。

当然お化けなんか信じてません。


ケイン牧師がキャロル・アンを見つけ出しちゃいました!!

そのことに気づいたタンジーナが、
キャロル・アンの一大事でごわす!と駆けつけます。


キャロル・アンの周りでは、不可解な事が起こり出します。
急に寒くなったり、
鏡には写ってるのに実際には何もなかったり。


あるパーティの夜、
パトリシア夫妻がパーティに行ったあと、
娘のドナは友人たちとプールで馬鹿騒ぎをするために監視カメラを切りに行きます。


そこで地下駐車場にいるキャロル・アンを発見。
彼氏のスコットと駐車場に駆けつけると、
水溜りに引きずり込まれそうになってるじゃないですか。

二人は助けようとしますが、
スコットが水溜りにドボン、ドナもドボン、キャロル・アンもドボン。


「ちょっと、オタクのお子さんら勝手にプールで遊んではったんですけど、困りますがな」
管理員に注意されてブルースたちがプールに行くと、
凍ったスコットが、よたよた歩いてきます。
(ここ爆笑)


「ドナもキャロル・アンも…連れて行かれた…」


パトリシアたちが家に帰ると、
ドナはおらず、
キャロル・アンの部屋から「助けてぇぇぇ」と声が聞こえてきます。

助けようとするパトリシア夫妻を止めるその人はタンジーナ。

「あれは偽物よ」
「(・д・)チッバレたか」

タンジーナはシートン博士と組み、
スコットから詳細を聞き出します。
キャロル・アンはやはり奴らに捕まっている模様。

しかし、タンジーナはやられてしまい、
ミイラ化したタンジーナの中からドナがメリメリっと出てきました。

錯乱中のドナ。

キャロル・アンを見つけたブルースは彼女を追いかけ、妻パトリシアも夫を追いかけます。
正気に戻ったドナ。
ところがこのドナは偽物。
シートン博士をエレベーターから突き落とし殺してしまいます。

スコット(こいつも偽物)とともに笑いながら歩いて行く二人。


一方、ブルースたちは駐車場で凍った車に襲われます。
辛くも逃れた夫婦。
「わー、俺ら、あいつやっつけたんちゃう?
俺らすごくね?」
大はしゃぎ。


ここで終わるわけもなく、
またもやエレベーターが制御不能になるピンチ通信に。


タンジーナが言った「外から助けるのよ」の言葉に従い、
窓掃除用の機械に乗り込んで部屋を目指し、
スコップで窓ガラスを割り、中に飛び込むブルース。

夫のピンチを放ってはおけぬ!
飛び込むパトリシア。


そこでケイン牧師が「ハハハは、もう手遅れなのだー」といいますが、
タンジーナの霊が現れ、
「私がアンタたちを導いてあげるから、キャロル・アンは見逃しなさい」
と言い出します。

「若い子の魂は綺麗だから幼女じゃなきゃ駄目だもん」とか抜かしてたくせに、
すっかりタンジーナの掌で転がされるケイン牧師。


あの世に行ったケイン牧師とその怨霊軍団。

ブルースが、ドナとキャロル・アンを抱えて、
別世界から戻ってきます。
このキャロル・アンとドナは、
本物のようです。


ところで、スコットは一体どうなったんじゃろう?
そんな疑問を残しつつ…。

      おしまい



この映画が、公開された時には、
キャロル・アンは病で亡くなってたんですね。

キャロル・アンの勇姿を!!
『ポルターガイスト』→■
『ポルターガイスト2』→■



郊外の新興住宅地を大パニックに陥れたお化け騒動が、
都会の高層マンションで決着を付けさせられるとは…。
なんか、妙ちきりんなラストになってるのは、
撮影中にキャロル・アンが亡くなり、ラスト変更ー!ってなったからなのでしょうね。


ただ最初の脚本通りに撮ってたとしても、
すごい傑作になったかというと…。


最後でキャロル・アンを愛してるわよ?ええ、愛してますからね?と開き直ったパトリシアより、
何の血のつながりもないのに、幼子は助け無くてはならないと奮闘するブルースさんが、
むっちゃかっこよかったです。


ダンディだし。
禿げてないし!

なんか珍しく「父性」最強!という映画でした。
つか、キャロル・アンは結局家族からも見捨てられたってこと?


ホラーというカテゴリーに入れちゃいかんだろうと思うような、オモチロ映画になってます。

キャロル・アンが逃げる逃げる!
鏡は異世界への扉。


ドナとスコットが高校生…という設定なのに、
どう見ても20代後半に見えるのが…。

あと妙に日本文化が好きみたいで、
スシ・サシミがパーティで出てました。


病気なのに頑張って撮影に挑んでたんだなぁ…と思うと、
子役ながらその女優魂はあっぱれとしか言いようがありません。
なんかむくんでる?
と感じたのも、薬の副作用のせいだったのかなぁ。



で、このキャロル・アンが亡くなってしまったことで、
「ポルターガイスト」は、
呪われた映画として有名になったのです。


全部で4人亡くなってるんでしたっけ?
まぁ怖い(棒読み)
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