ポルターガイスト(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

テレビのつけっぱなしは、アカン!
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新しい家に越してきた家族が、
テレビを付けたまま寝てると、
騒動が起こる。




新興住宅地に引っ越してきた一家。
オサレです、
それはもう、オサレハウスですぞ!

パパ上が働いたおかげです。
ママ上も子どもたちも大喜び。

長女のダナはお年ごろ。
長男のロビーはヘタレ。
そして末っ子のキャロル・アン。



新しい生活を始めたら、おかしなことが起こり始めましたよ。
夜中つけっぱなしのテレビに、
キャロル・アンが話しかけたり、
椅子が動いたり。

変なのーと思ってても、まだ深刻視していなかった一家。
意外とタフな神経。



ところが嵐の夜に。
ロビーが庭にある樹木に捕獲され、
タスケテェェェェェ!


すわ、息子の一大事!!
…と、ママ上とパパ上が必死になってロビーを助けていたその頃。
キャロル・アンは吹きすさぶ風が荒れまくる部屋の中で、
クローゼットに吸い込まれてしまったのでした。



息子を助けて、家に戻ったら娘がいない。
真っ青になって探しまわったらテレビの中から声がするや無いの。


パパ上たちは、キャロル・アン救出のため、
オカルト研究博士(あれ?超心理学やったっけ?)のレシュ博士と助手たちに救いを求めます。


捜査する博士と助手。
博士や助手がいても、お構いなしに怪奇現象は起こっちゃうよ。


そのうち助手の一人が、冷蔵庫から肉を出して焼こうとしたら(厚かましいやつ)、
肉が動き出し(大変ユーモラスです)、
ウジ虫ちゃんがドバーと出てきちゃった。


「オゥェェェェェ」となった助手が、
洗面所に言って顔を撫でると、
顔がズルズル剥けていって、
ずるむけ赤ティンコ…いや、ズルムケで肉グチャリ顔ドロドロ状態に。



ギャッ!
我に返るとなんでもありませんでした。

レシュ博士は、お化け退治の専門家・霊媒師のオランジーナ…タンジーナに救援を要請。
満を持してタンジーナ推参!

推して参るってやつ。


さて、パパ上は上司の人から、ここが昔セメタリーだったことを聞かされます。
「墓場言うたかてアンタ、いわくつきでも何でもない、最近の人のお墓やん」
「金儲けのために墓地を宅地にしたんかい」
「あんさん、金やで!知らんかったら、そんでええこっちゃ」(言うてへんけどこんな感じ)

ブルー入ってるパパ上。

タンジーナが、子供部屋のクローゼットからリビングの天井がつながっていることを確認し、
ママ上に、
「ロープを身体に巻いてダイヴしんしゃい、そして娘を連れ帰るんでさぁ」
と提案。


ママ上は、決死の覚悟であの世とこの世の端境に行き、
キャロル・アンを救出するのでした。
間違って俊雄くんを連れてきたら大変なことになっていましたね。


「これでもう事件は起こらないわ」
レモン…タンジーナはそう言います。
しかし、やっぱり引っ越す事に決めた一家。

荷物も送り、
パパ上は会社の仕事で遅くなり、
お姉ちゃんはデートで帰宅が遅くなるこの家最後の日。


ママ上が入浴してると、子供部屋がてぇへんなことに!
キャロル・アンを求めた、悪霊っぽいやつがまたもや襲いに来たのです。
ママ上も襲われ、
部屋を床から天井へとぐるっと一周するイリュージョーン!

ロビーはピエロ人形に襲われ、
ギャッ!
となってると、クローゼットが、またもや吸い込もうとします。


ママ上は、隣の家に助けを求めに行きますが、
ぬかるみから、棺桶がボーン、ご遺体がボーン!

ギャッ!
しかしママ上は偉大です。
子どもたちを必至の思いで助けます。


パパ上が帰宅、
お約束の「鍵が…鍵がない~~」を繰り広げた後、
車で退散。


ちょうど帰宅した長女は「なんじゃこりゃーーーー」
長女も車に乗せ、
逃げるだけの一家。

オサレハウスは崩壊し、
オサレニュータウンも、次から次へ崩れていき、
あっちでもこっちでも棺桶とご遺体がボーン!



墓だけ移して、ご遺体はそのまんまだったのです。
そら、怒らはるわ。


ようやくモーテルについた一家は、
一息つきますが、
テレビは部屋の外に出しとく!!

     おしまい



今観たら、微笑ましいですにゃ~。

劇場で観た時は、顔がズル剥けと、
ピエロのシーンで、
「ギャッ!」
でしたが、音で怖がらせることもなく、
グロシーンも大したこと無く、
和むわ~。


ご遺体と対面してギャー。
火葬にしとけばよかったのに…と、
こういう話の流れになると、いつも思うんだよなー。
ソンビとかもそうだし。
火葬にしとけよ…。



この映画、映画の内容より、
ポルターガイストの出演者が続けて亡くなっていったことから、
ソッチの方で「呪いの映画」と有名になりましたね。



今回のリメイクで、
そんな風評をふっ飛ばしていただきたいですな。


エクソシストやオーメンのような荘厳さはなく、
「楽しめるホラー」になってます。

時代風景を楽しみつつ、
お子さんと観ても大丈夫ですよ。

ニュータウンが壊滅してもうたがなー!

キャロル・アンたちの家みたいな怪奇現象も発生してたわけでもなく、
全く何の前触れもないままに、
新築物件がイキナリ崩壊、土地が崩落、
棺桶がボーン!


ご近所の方々、そりゃもう大迷惑だったでございましょうなぁ。

ちょっと昔の映画ですが、
十分楽しめますよー!

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