フローズン・ライター(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

寒いわ!状況がじゃなく話がサムイ!
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作家先生のカンヅメってやつを、
精肉所の冷凍庫でやっちゃおうってとこがもう…、
いろいろアウト…ぶひっ!




スランプの作家、ジャック。
スランプというより、もともと大した実力もなかったんちゃうんかい?と思える作家。
こんな奴にもエージェントがつくんだから、
向こうのシステムはどないなっとんねん?


このジャック、ヒット作が盗作だったとかなんとか。
アカン人間やん!



そんで、このスランプをちょっとでも状況変えて脱出しようと(無理)、人里離れた精肉工場の冷凍庫内に篭って創作作業。

ここは外からは開けられるけど内側からは開かないの。

解体道具やら、フックやら、
さぁ、ホラーでも書いとくんなはれ!な道具立ては完璧。


ここにジャックを連れてきたおばちゃん(若いのかも知れぬが、おばちゃんにしか見えない)は、
話をするたびにぶひぶひ言います。ブヒッ。フガッ!
息子は緘黙で、何も言いよらへん。


おばちゃんは、
「良かったらアタシの書いたシナリオも読んでみて!」
と厚かましいことを言います。

「やっぱ帰りたいです」というジャックですが、
「それは出来ぬ」と冷凍庫に閉じ込められました。


ここでジャックは物語を紡ぎだすのですが、
これがまぁ…、
箸にも棒にもかからない、あほんだらな話ばかり。


マダム、寝落ちのピンチ!
皆様に、お伝えせねば…せねばならんのです!!
…ぐぅ…(-_-)zzz


途中あんまり退屈で寝てしまいましたが、
まぁ結局、現実と妄想がごっちゃになって、
どこまでが本当でどこまでは妄想かしらかしら?


そんな作品。

いかにも!な容姿の不気味なおっさんが、
包丁で肉を切りますが、
そのシーンも大したことはなく、
「目を突かないようにしてね、ブヒ」
と言ってたから、
こりゃお目ン玉来るのかぇ?と期待したのに、
何も無し。


冷凍庫に閉じ込められてたジャックは、
翌日コーヒーを持ってきたブヒブヒおばちゃんを自分の代わりに冷凍庫に閉じ込め、
「おばちゃんの書いたこのシナリオ面白いからボクのものにするね」
「な、なんじゃってぇぇぇ、ブヒッ」


おばちゃんが閉じ込められてブヒブヒ言うところで。

      おしまい



つ…つまらん…。
エドワード・ファーロングが、
今じゃこういう映画に出ているんですね…。


アテクシのソーが、将来こんなスカポンな映画に出ないよう、
神様、ひとつ頼んまっさ。

どこまでが現実で、
どこまでが虚構なのか。
その辺を分からなくする映画。


つい最近もそれ系のつまんねー映画を観たばかりやん!!
『ブラインド 視線のエロス』→■
あれも、相当アレでしたが、
こっちはそれに輪をかけて、アレ!!

否!
アレレレ?


冷凍庫の中には、でかい豚が吊るされてて、妙にシュール。

せっかく傑作(自分判断)書いて、
さぁプリントアウトするでぇ!とコンセント入れたら、
電気が落ちて、
「ファイル消えますよ、消えます消えます消えますた!」
「ゲェェェェェ」

という、その気持はわかるよ、となるシーンは、
そこそこ面白いんですが(ちゃんとここは伏線もあった)。

ただ、
そんなん消えても大したこと無い作品ちゃうんけ?と意地悪な気持ちになっちゃうのも事実。

吊るされてる豚さんの血で、
あちこちに書き記すのも、
ホラーというより、失笑。

この映画は女優さんの、
ブヒッ!フガッ!を聴くために存在する作品なのではないでしょうか。

そう…言うならば世界初の、
ブヒッ映画。

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