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昆虫学者が、薬品にも強いし繁殖力も強いイナゴを創りだすけど、
そいつが研究室から外界に出ちゃったから、
て…大変(てぃへん)でぇ!
若い子は知らんと思うが、DDTっていうのは殺虫剤のことなんじゃよ。
戦後、シラミに悩まされた時代には、
DDTを身体に撒かれていたもんじゃよ。
…って聞いた話やで?
実体験ちゃうで?
何故にイナゴを研究したのか?
軍がイッチョカミしてるような感じからも、兵器として考えられてたのかも。
しかし開発した学者は、
「医学の発展に役に立つYO!白血病や喘息にも効果が期待」
と抜かします。
イナゴをどこでどうすれば喘息の治療薬になるのか、
教えてくれたまい!
煎じて飲むとか、わしゃ絶対嫌じゃよ~!
このスーパーイナゴ。
二種類のトビバッタを掛けあわせたそうなんですが、
たった二種類でここまで驚異的な物になるとは、
さすが仮面ライダーにまで使われたことがあるバッタ…侮れないわ、バッタ!
そんなイナゴを開発しちゃったので博士はクビになります。
クビにしたエライさんは女性で、
仕事にばかりかまけてるので旦那さんにイラっとされてます。
お前らの夫婦関係なんか知らんがな…とちょっと思いました。
さて、外に出たイナゴは、
「フリーダーム」
とばかりに繁殖し、軍勢を増やし、
あらゆる作物を食い荒らしていきます。
アメリカの端っこと端っこで発生したイナゴ軍団が、
アメリカ中部を襲う!
食糧が壊滅の危機!
エライさんの女性は、どうしたらイナゴをやっつけられるのか考えます。
政府(軍)は、
殺虫剤も効果が無いイナゴを殺すには神経ガスを使うっきゃ無いでしょ?
なんてことを言い出します。
「その辺の住民が犠牲になるじゃない」
「全滅するよりはマシじゃろが」(小の虫を殺して大の虫を助けるの理論)
何とかその神経ガス作戦を阻止しようとするヒロイン。
そしてとうとうイナゴが電気に弱いことを発見!
アメリカ大陸の高圧電線街道にイナゴを誘い込み、
電気でビリビリ!
そのためには電力が必要なのよ!
アメリカ版ヤシマ作戦始動!
アメリカ国民の皆さん、電力プリーズ。
そしてイナゴは、ビリビリビリと感電死。
やったーやったー!
おしまい。
イナゴの飼育部屋に、普段着で入っていく嬢。
ヲイ…。
と訊く旦那…。
妊娠初期なのに妙にアクティブなヒロイン。
…と、いろいろ突っ込む箇所はあるのですが、
それなりに、きちんとした作りにはなってます。
昆虫パニックの王道。
気色悪いのはイナゴがわさわさいるところだけで、
「イナゴは肉食にもなるのよ」
なんて言いつつ、人が食われて(ノ∀`)アチャーとなるシーンもほぼありません。
高圧電線を防御壁にするアイディアはゴジラか!と思うかもですが、
の時は悪霊の通り道になった電線が防御に使われるとは、
物は使いようですね。
退屈もしない代わりにハラハラ・ドキドキもしない。
「怖いのは苦手」
という方にも安心してオススメできます。
怖いのが好きな方には、物足りないかも。
みかん狩りの農園にいた、みかん星人みたいな着ぐるみが、
なんかシュールで笑えました。
イナゴだからまだいいけど、
これがGだったら…。
空恐ろしい!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
グロもエロもないので、家族で観ても安心!
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