ヘッドハント(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。



それでもぼくはやってない、ハードバージョン。

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ストリッパー(売れてない)のアナベルは、
ある日気がついたら誘拐されてオフィスに連れ込まれてました。
そこで、同じように連れて来られたと思しき人達と、
ある仕事をするように命じられます。
そんな究極状況の中、
アナベルは生き残るために必死になるのですが…。



巷を跋扈する殺人鬼レッド・マンが逮捕された時から話が始まります。
その逮捕に力を貸した、あるいは関わった人たちが、
このデスオフィスに連れて来られたようです。

アナベルは、事件の第一発見者っだったのですね。


仕事内容は、無実の罪で精神病院に入れられ、
剰え逃亡の際に腕を失ったレッド・マンが、
「真犯人探せや!」
というもの。

どうもレッドさん、精神病院であんな目やこんな目に会い、
精神に変調をきたしたらしいのです。
しかし、真犯人を探しだす!(=オレの無実を証明せぇや)という目的は、
強く心に残り、
こうしてみなさんに協力をお願いする次第。


トイレは一日二回。ヒィィ!
しっこ近い星人のアテクシには耐えられねぇ!!

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仕事がグズかったり、役に立たなかったら、額に傷を付けさしてもらいまっさ。

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ちょっとー!女の顔の何さらすんじゃヴォケー!!(心の声)

傷が5回たまったら馘首=殺しますさかい!

早速その要求にブチ切れて、レッドさんに鉛筆を突き刺したおっさんは、
殺されます。

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しかもどっかの部屋からは、
「ぎゃー」「うひぃ」「ひぃぃぃぃ」
という悲鳴が聞こえてきます。

そんな状況なのに!!
寝る時はちゃんと寝て、
ちょっと雑談を交わし、
そんな必死こいて仕事してるように見えないのは、なぜなんだろう?



アナベルはトイレの通気口から脱出することに成功。

で、レッドさんから逃げまわってるうちにハタ!と気づくのです。
アナベルとともに第一発見者になったウィリアム(もちろんここで働かされてます)が、
犯人ちゃうんけ?と。

この辺りの件が、
「へぇ…そうなん…」
で終わるくらい、なんというんでしょう拍子抜け?で、
「そうやったんけ!」」
というどんでん返しのドキドキも何もなく、
すっごく勿体ない気がします。

これはウィリアムの犯行が、緻密な計算で行われてたものじゃなく、
行き当たりばったりの、ある種快楽殺人で、
頭使ってないやろ?おめー!だったのが原因かと。



ウィリアムには殺されそうになるし、
レッドさんは迫ってくるし。
でもヒロインなので、何とか助かりました。


レッドさんは、ウィリアムがご婦人を殺した時たまたま同じエレベーターに乗ってて、
狂気の斧を手渡されたことから犯人扱いされてしまったんですね。←聞くも涙や

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警察もしっかりして欲しいものですよ!!


助かったアナベルが、「怖かったー」な手記を書きスマッシュヒット。
出版パーティに行こうとしてるとあのウィリアムが襲ってきます。
そこに現れるレッドさん。

レッドさんはウィリアムを殺し、立ち去っていくのでした…。

そしてアナベルは、ブチ切れたウィリアムの首を持って、
パーティ会場に御出座しするのです!!
 おしまい


R-18がかかってるだけあって、痛々しい場面が多いです。
爪の中にペンチを入れてグリグリ…とか、
アイタタタタ!です。
おめんたまシーンも有るのですが、
顔を覆いながらおめんたまを抉り出すので、直接的ではありません。
首をちょん切ったり脚をちょん切ったり。


もう少し、脚本でドキドキさせてくれたら、良かったのに惜しい!
こういうミステリは、
この中に犯人がいる!→一人づつ消される→いったい犯人は誰?
という盛り上がりが大事なのに、
ただレッドさんの残酷な行為のみに視点が行ってて、
真犯人登場で全く盛り上がらなかったのが残念かな。



…と言うか。
お前実は犯人やろ?って、
すぐ分かるのがアカンと思う!!

レッドさんがハゲなのには驚いた。
今、、ハゲがモテる!
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