ルーム205(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

究極の恐怖!きょうふのみそしる…。( ´,_ゝ`)プッwウケルーー。
ルーム 205 [DVD]/ジェニファー・ウルリッヒ,アンドレ・ヘンニック,ティノ・ミューズ
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カトリン、女子大生になりましたわー。
これを機に自立よー。
パパの庇護の元を離れて寮に入ったはいいものの、
その部屋は曰く付きの部屋でしたの。
前の部屋の主が行方不明になってるんですって。
なんかやばくね?
そうこうしてるうちに、同じ寮の男子学生が殺され、
アタシ疑われてる?


着地点はどこやねん?

中盤までさっぱりわからなかった。
迷走してるのか?と思ったくらいよ。←してたりして…。

映画でもどうどす?


ヒロインのカトリン、蚊に効くカトリン…て殺虫剤かー!
この嬢ちゃんが、心に病を抱えて薬に頼ってるような嬢。
パパはそんな嬢がちんぱいでたまりません。

そんな過保護に育てられた嬢ながら、クラブに行ってヤクをもらって、
ヤクをくれた男と、いきなりバッコンバッコンてアンタ!
ふしだらな雌豚ビッチじゃねーか!(ワタモテ風に読んで下さい)
そのばっこんの途中で、幻覚に見舞われるカトリン。


同じ寮の医学生女子が、診てくれたけど、
精神安定剤飲んで、しかもヤクっていうね。
そりゃ、ラリっても仕方なくてよ!と医学生女子に怒られます。


薬をくれた男は、速攻トンズラの助。
こいつはランドリーで何者かに殺されます。

しかしこの男、なんとなくカトリンに良き感情を持っていない女学生の元カレだったから面倒くせーことになるのですよ。
元カレが死んで怒髪天の女学生ちゃんは、カトリンに嫌がらせの数々を仕掛けます。

カトリン、ここで疑惑を持ちます。
前にこの部屋にいたアニカって娘っ子も、何者かに怯えていたようなビデオを残してたし、
アニカがいなくなったのってこいつらのせいじゃねーの?



この意地悪娘っ子も、アニカの怨霊みたいなのに殺されます。
ビニールでぐるぐる巻の刑。
こんな地味な死に方嫌だ。


パソコンに詳しい男子の部屋で、アニカがパソコン君たちに無理やり陵辱されてる画像を発見するカトリン。
「あんたらケダモノよーー!」
と、パソコン君の部屋から逃走しますが、
パソコン君は、
「ちゃうねん、話し聞いて、ちょ、待って」
と追いかけて雪国。
そして転落死。


実家に帰ったカトリンですが、
何でかパパも死亡。
もうこうなったら動く厄災です。

警察も、カトリンに疑いの目を向けてます。
当然ですよね?
ママ→自殺(尋常な死に方ではなかった)
パパ→死亡
寮の仲間たち→次々死亡

これで疑われなかったら、警察どうかしてるわ!レベルですよ。


カトリンはどうもアニカが、実は相当なビッチで悪魔的なおなごだったことを知ります。
あの陵辱画像も、アニカが誘って作ったもの。
しかもアニカ、自分の妹も殺してるらしいし!


おいおい、これはホラーなのかサスペンスなのかどっちやねん?

そうこうしてるうちに医学生女子も殺されます。(一番派手な方法)


実はアニカは、あの捏造陵辱画像で彼らを脅していたのです。
そこで限界に来た男の一人がアニカを殺害、
どっかの井戸みたいなところに捨てちゃったのです。

井戸の中に入ったら、お前ら恨んでやる~と書かれてて、
思わず、
「リン●かー!!」
と叫んでしまいました。

モロパクではないですか。

カトリンをその井戸に案内してくれた男も死亡。
カトリンもアニカに襲われますが、
なんとか命だけはとりとめました。


その後、平穏に過ごしている様子のカトリンを、事件にずっと関わってきた警部が訪ねています。
「いやー無事でよかった」
警部がにこやかな微笑みをたたえてドアを出ると、

実はそこは精神病院でしたー!
カトリン、しっかり精神病んで病院に入れられてましたー、
みたいな。


んで、アニカが来るときに発生する、
電気の点滅ジジジピカピカが起こり、

もしかしてアニカの怨念はまだ成仏してへんとか?
なんとなくウヤムヤ感を醸しつつ、
おしまい。


着地点そこかい!

映画でもどうどす?


Jホラーっぽい手法で、オカルトサスペンスを撮りました。
サム・ライミ絶賛、リメイク権利ゲットだぜ。
ええっ?これを??


全然怖くないんですけど!!

乳を放り出してまで、頑張ってくれたヒロインちゃんには申し訳ないのですが、
ヒロインちゃんよりアニカのほうが美人ですやん。

で、アニカって結局何やったん?
怨霊?貞子や伽椰子さんみたいな存在?
パパは殺され損なんちゃうん?だって、アニカの事件にはなんの関係もないやん。



もしかして、これってカトリンの妄想世界の話なんか?
カトリンがマジでぶっ殺したいのはパパで、
パパを殺したことから、妄想が暴走したの?

でも、パパが殺される前からアニカの霊みたいなのは現れてたよね?

アニカ、アンタ一体なにもんなん?
カトリン、アンタ一体何がしたかったん?


そんな疑問が飛び交う映画。

無作為に、近づくものは全てKILLります…な伽椰子さんや貞子にインスパイアされたのかもですが、
アニカ萎びた猿のミイラみたいで、不気味さに欠けます。
殺し方も、あっさりし過ぎやし。


面白くないわけではないのですが、
何だかストンと落ちていかない作品でした。


それと、もう数字のタイトルはやめて!
何号室とか何番地とか、
数字は覚えにくいねんて。

マンションの暗証番号すら忘れるのに…!←締め出しの刑
    ↓


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