HATCHET(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


斧でドタマかち割ります、オーノー!(ベタ)
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失恋したベンは、せっかくのお祭りなのにしらけムード。
一人でお化け観光クルーズに出かけるという和を乱す行為に出ます。
仕方なく付き合った友人マーカスと、
オンボロ船(筏的なもの)で沼に出ました。
奇特な同乗者もチラホラ。
ところが座礁するし雨降ってくるし、
湖ではワニに襲われ、
岸に上がったら得体のしれ無い男に襲われ。
やけっぱちの行動で友人を巻き込むのはやめようや!


映画でもどうどす?
        多分一番まともだったご夫婦。嫁の死に方は嫌やなぁと思った。

ゴアゴアシーンが満載YOと聞いていた本作品。
デリケェトで名を馳せるアテクシに視ることが出来るかしら、ドキドキ…。


な…なんじゃこりゃ、ギャグか?お笑いスプラッタホラーか!!

初っ端から、シッコ近い星人のお兄ちゃんとそのパパが襲われます。
おおお、こりゃなかなかやりおるわいな、ザンコックな殺られ方です。


では本作の主人公、斧男、ビクター君を紹介したいと思います。
生まれつきとても醜かった彼は、父親とひっそり隠れ住んでいたのに、
ワルガキがある日家に火をつけました。
ビクター君は家から出ようと扉のところでやっさもっさしてます。
そこへ父親が帰ってきて、扉が開かないので斧で扉を叩き割りました。
うまい具合にそこにあったビクターくんの脳天を斧が直撃、昇天。
それ以来ビクター君は、成仏できないまま恨みを抱えて殺人鬼としてこの湖の一部に君臨しているのでした。

うーむ、なんてマヌケな誕生理由だ。


そんな湖にやってきたのは、
・振られてやさぐれているベン
・その友人の心優しいマーカス
・父親と兄が行方不明なので探しに来たメアリベス
・おっぱいレディ1号
・おっぱいレディ2号
・自称映画監督(ホントはただの変態)
・中年の夫婦、旦那は博識
・クルーズの雇われ船長

このメンツが次々に殺されていく作品。

おっぱい二人組はとても仲が悪く、ヒステリーです。
しょっちゅうポロンポロンと乳を放り出して、エロ担当でーす!な雰囲気を充分醸しだしてますね。


観光気分で来たしょぼいお化けクルーズが、モノホンの恐怖ツアーになってしまうと言う、
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルな事態なのに、
こいつら緊迫感がないというか、アホというか。


殺人鬼ビクターも、不死身なんだけど、攻撃を食らうと一時戦力(活動力)を失うというね。

その隙に逃げろよ!
しかし、同じ所をグルグルしてるだけ。
そうこうしてる間にどんどん殺されていきよるやんけ!

ラスト、ボートにたどり着いたベン&メアリベス。
ほっと一息ついたら、メアリベスが湖に引きこまれた!
必死に腕を伸ばし助けようとするベン。

メアリベスが伸ばされた腕にようやく捕まり、ボートに上がろうとしたら、
そこには切り刻まれたベンがいて←ホンマ君、役立たずやね!
手を伸ばしてくれてたのはビクター君でしたー。

きゃーーー!
おしまい。



殺され方は結構えげつなくて、
顎を引きちぎったり、
身体を引きちぎったり、
腕を引きちぎったり…あれ?斧は??



斧も使いますが、何故か最新兵器ドリルなんかも使ったりね。

迸る血飛沫!
はみ出る内蔵!
首チョンパ、突き刺し、ねじ切り、串刺し…と、

グロはそれなりにvです。


主人公であるはずのベンは役立たずだし、
こんなヤツに同情して船に乗ったことを延々と後悔していたマーカスの気持ち、痛いほどわかります!


映画でもどうどす?
        正規のお化けツアーが中止になったのは、あの事件のせいだ!

アテクシ、これむっちゃ面白かった!!
怖くないの、笑っちゃうの!
ただし、真面目に物事を捉える方には、
「ふざけてるのか?」
と思えるかもなのでご注意を。

アホラーですが、グロシーンもステキな、
お得作品ですわよ。

続編、続々編もあるらしいので、借りに行かねば!
   ↓


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