プロメテウス(ねたばれあり) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


ショウ博士が山田花子に見えて仕方なかった…。
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いきなりつるっぱげマッチョが褌一丁で出てきて、なんか飲んだらばらばらになって滝壺に落ちていきました。
ここでもうオラついていけない予感。
宇宙船プロメテウス号が長い旅を終えたその先にあるのは、
我々はどこから来てどこへ行くのか?
そんな問かけに答えてくれるかもしれない星。
しかしそこは、思ってたようなステキ星じゃなかったよ。



えっと…褌マッチョは、なんでわざわざ変なものを飲んで体をバランバランにして滝に飛び込むの?
DNAレベルで再構築して、この星の新しい生命体になるため?

そしてなんで異星人らしき容姿なのに褌だけはつけてるの?
いっそマッパでいいじゃない。


マーーーッパ!マーーーーッパ!!


企業提供のプロメテウス号なので、純粋な探求だけでなく何か裏がありそう。
それでも研究バカ達は、
「うはー、スゲーでヤンス、この星で人類誕生の謎がわかるかもでやんス」
と大喜び。


このプロメテウス号には学者だけでなく、
人類の英知を尽くして造られたアンドロイド、デヴィッド(お役立ち君)もいます。
謎の美女メレディスもいます。

さて、探索に行った学者たちはそこで、異星の知的生命体の存在を知ることになります。
人は彼らをエンジニアと呼ぶのでした。


学者達がウワ~イしてる時にデヴィッドは単独行動で謎のツボが山のようにおいてあるところにたどり着きます。
そこで何かを見つけ持ち帰りました。


デヴィッドはそれを学者の一人にこっそり飲ませます。
学者にはパートナーが居て、こんなトコロまで来てエッティをしてます。
このパートナーが本作のヒロインである、
山田花子にちょっと似ているショウ博士。


変なものを飲まされた学者は、何かに感染した模様。
彼は、焼かれて殺されます。
まぁ、これは妥当な処置ですよね。
大体、捜索に行った先に空気があるからってヘルメット外して、
スーハー息してることが危機管理能力がないと罵られても仕方ないくらいなのに。

でもショウ博士に取ってはショーック。


気を失ってしまったショウ博士が意識を取り戻すとまたもやショックな話。
「おめでとうございます、妊娠三ヶ月です」
動転したショウは、
「やったん10時間前やでぇ」
と言わなくてもいいことまで口走っちゃいました。

ショウ博士の腹の子は、異常な成長速度で育ち、
博士は堕ろす意思を示しますが、
ここではそういう処置できる医者はいないしねー、と冷たく言われます。

博士は自分で、医療ポッドに入り、
自分で麻酔して自分で手術の段取りをインプットして、
「なんでもええから腹の中の異物を取り出すんじゃー」
と気丈に開腹手術に挑むのです。


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医療機器が腹の中から取り出したのは得体のしれない怪物。
ショウは「あばばばばば」となりながらも、
ホッチキスでぱちぱちしてもらって(たしかに今の手術はホッチキスでパチパチですけどね)、
医療ポッドの中から逃げ出して、その後すぐ痛み止め絵をガンガン打ちながら、船内を走り倒します。

すげーよその生命力。


実はこのプロメテウス号、
人類の謎なんかどうでも良くて、会社のシャチョウサンが余命幾ばくもないため、
人類誕生の秘密より、わしの命を永らえる方法を教えろやー!
という目的でやってきてたのでした。


シャチョウサンは、デヴィッドとともに、エンジニアの眠る場所に行きます。
そして寝てるエンジニアを起こし、
「わしの命を永らえるすべを教えてプリーズ」
と訊くようにデヴィッドに命令します。

寝起きが悪かったのでしょうか?
エンジニアはデヴィッドの首を引きちぎりシャチョウサンも殺してしまうのです。



どうやらエンジニア達は、このエンジニア宇宙船内でとんでもないものを作りだし、
それにやられたようなのです。
そして生き残った寝起きの悪いエンジニアは、
このとんでもないものを地球に持って行き、人類でトンデモ生物兵器の実験をしようとしてるらしいじゃないの。
らしい…っていうのは、なんとなく雰囲気でアチシがそう感じたからで、
詳しいことはさっぱりわかりません。



エンジニア号を地球に行かせてはダメよー!
飛び立つエンジニア号にプロメテウス号が特攻。
エンジニア号墜落。
間一髪で逃げ出していたメレディスとショウは落下するエンジニア号から逃げますが、
落ちてくる方向に逃げてどないすんねん?
…と思ったら案の定メレディスは、下敷きになりました。


命からがら逃げたショウですが、大破して墜落したプロメテウス号に帰ってきたら、
医療カプセルに放置しておいた怪物は巨大になってるし、
エンジニアは追いかけてくるしでもう大変。



でも学者ピカラット!で、
エンジニアと怪物を戦わせる隙に自分は逃げちゃおう作戦決行。

その時首だけになったデヴィッドが、
協力してこの星から逃げましょうぜ、と交信してきます。


「協力するけど、地球には帰らねぇ!エンジニアの星に行くのよっ」
なんだかわけの分からない理屈を言いながら飛び立つショウ。


ショウだけにしょうがないお人や…。


その頃怪物はエンジニアを餌食にし、
彼の胎内から生まれい出た生命体こそが、

エイリアン!!

なのでした。


エイリアンって、男性のティンコをモチーフにしてるそうですが、
洞窟の中にいた透明なへびさんは、
完全にティンティンでした。


何故?の多い作品でしたけど、
巷の評判で聞くより全然面白かったですよ!
前半もう少しさくっと進めてくれたら良かったな~とは思いましたが。


シャーリーズ・セロンの使い方勿体ない…。
しかし!!
ヒロインショウの声優さんが剛力彩芽と聞いて、
シャーリーズ・セロンがヒロインにならなくてよかったと思いました!!!

剛力彩芽て…。
山田花子の顔で剛力彩芽て…!!


字幕で観ることをお勧めいたします。

プロメテウスの学者さんたちは旅立つ前にテラフォーマーズを読んでいけばよかったのに…
    ↓


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