ゾンビ革命-ファン・オブ・ザ・デッド(ねたばれあり) | 映画でもどうどす?

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どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


笑えてグロい、キューバ発、お薦めゾンビ映画!
ゾンビ革命-フアン・オブ・ザ・デッド- [DVD]/アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス,ホルヘ・モリナ,アレンドレア・ドゥーロ
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いい歳こいて定職にもつかずふらふらしてるファン。
町がゾンビで覆われた時、彼は「あなたの愛する人を殺します」と言う、
ゾンビ殺戮代行サービスを仲間と一緒に始めるのでした。
チャンスをピンチに変えるその発想は素敵なのかもしれませんが、
さっさと逃げたほうが良かったと思うの、わし…。


主人公のファンが、マンボウやしろを、ややマッチョ親父にしたような風体。
つまりイケメンじゃない!
相方の、アホアホ仲間ラサロ(戦闘力は高い)は江川達也に似てます。
パチンコを武器に戦うビューティなオネェはピーターに。
血を見ると倒れる心優しきマッチョマンは佐々木健介に。
なんか観たような顔立ちが出てくる~。
ラサロの息子(女たらし)とファンの娘は、美男美女なので、顔面偏差値がFランにならずに済んでます。

R-15指定がかかってたのですが、これグロもですが、
シモネタの連発で引っかかったのでは?



ゾンビが徘徊してるのに、あまり気にせず悲壮感もない。
恐るべし、ラテン魂!

ヌンチャクを振り回し、ブルース・リーのごとく戦うマンボウやしろ…じゃなくて、ファン!

なんといっても、オネェがかっこよすぎます。
ヒロインは、彼女…つか彼…つか…。

ビルの屋上に立てこもり、ゾンビ退治に励む彼らですが、
オネェがとうとうゾンビ化。
佐々木健介似のマッチョも敢え無くゾンビにやられます。

縋りつくオネェゾンビ。
かつての仲間なのに、無茶苦茶ボコボコにしてるファン。

生き残ったファンたちは、
あれ?もしかして危険なんじゃね?と気付き(気付くのおせーわ)、
脱出作戦を決行するのですが、ゾンビに囲まれます。

そんなピンチを救ってくれた、命の恩人をはずみで殺してしまうラサロ。
ラサロ、はずみで人を殺すの本作品の中でも二回目やんけ!


どうしようもない男たちは、キューバという祖国から脱出することにします。
マッハ号のごとく改造した水陸両用車で、並み居るゾンビ共を蹴散らしながら海に向かって突撃進行!


助かったーと思ったら、
ファンはただ一人、祖国でゾンビと戦うことを決意し、
血なまぐさい戦場に戻っていくのです!!

マンボウやしろがかっこよく見える瞬間。


何故か男ヌードが出てきて、
ケツ丸出しで、
色々丸出しで。


「我の理性がこんなもん許すけ!」という方も多いと思いますが、
グロ耐性と、
アホアホ体性のある方にはお薦め。


バカバカしさとアドレナリンが、フツフツと沸き上がってくるゾンビ映画です。

ゾンビ映画によくある、
閉塞感や後味の悪さ、未来の見えない陰鬱さ…。
そういうものとは無関係の、あっけらかんとしたゾンビ映画!


そして、ED、
低予算故にアニメ化(つか劇画化)してごまかしてるんだと知りつつも、
流れる「マイ・ウェイ」に、
ええもん観せてもらいましたで!となること請け合い。

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