映画『ハルチカ』

『ハルチカ』
（上映中～：TOHOｼﾈﾏｽﾞﾌｧﾎﾞｰﾚ富山、TOHOｼﾈﾏｽﾞ高岡）
公式サイト：http://haruchika-movie.jp/

初野晴さんの人気青春ミステリー小説を市井昌秀監督が大胆な脚色で映画化。
といっても、僕は例によって原作未読なので、その大胆さは分からないのですが･･･(^_^;)
終盤からの冒険的（と僕は思いました）演出は集中力を持って鑑賞できました。
でもって、『ラ・ラ・ランド』以上にミュージカルな演出も(^^♪

高校に入学した穗村千夏（チカ）は吹奏楽部への入部を考えていましたが、
その吹奏楽部は何か事情があるようで、学校から廃部を言い渡されていました。
校長先生から「4月末までに部員9人集めたら復活を認める」と言われたチカは、
高校で再開した幼馴染みの上条春太（ハルタ）を従えて部員集めに奔走しますが･･･。

佐藤勝利さん演じるハルタ君は超優しい男の子です。
私、独身ですけど、こんな子が息子だったら父として誇りに思うだろうなぁ。
一方のチカちゃんは、うーむ、この性格は僕は･･･。でも、実際に知り合えば魅力的みたい。
橋本環奈ちゃんは、「千年に一人」とまでは思いませんが、確かに可愛いです。

展開にツッコミどころは幾つかあります。急に部員が･･･とか。
でも、なんか、そういうことは超越して、なんというか楽しく鑑賞しました。
ただ、宣伝に「吹キュン」って使ったのは上手くなかったかもしれません。
恋愛的にキュンキュンするところは少ないです。それよりも青春メインのキュンでした。

校長先生、かなり嫌味なんですけど、あいかわらず志賀廣太郎さんの美声には惚れ惚れします。
それと、今野縁さん演じるトロンボーン担当の中津川恵が眼鏡をかけていまして、
吹奏楽の映画で女子のトロンボーンは眼鏡必須なのかな･･･と、勝手にツボにきました。
といっても、『スウィングガールズ』の関口のように惚れたりはしませんでしたが･･･。

元部員がパーソナリティーを務めるコミュニティラジオの番組がありました。
チカちゃんが、部員が集まらない現状を番組宛に相談したんです。
そしたら、回答者のおじいちゃんが一言･･･。ここメッチャ笑いました(^^♪
もうね、ラジオってね、それでエエやんか！って思いますよ。ホント！