長らく一緒に仕事をしていたスタッフが
辞めることになった。
どんな理不尽な状況下でも、
どんなに厳しい叱責を受けても、
ずっと耐えて仕事をしてくれた大切なスタッフ。
「どうして辞めるの?」
と、聞いてみた。
「信じていたスタッフに裏切られたんです。」
なんでも、
スタッフ間の内輪もめらしい。
「どうでもいいでしょ、そんなこと。」
と言ってみたが、ダメだった。
どうやら、そのスタッフには、
「どうでもいいこと」ではないらしい。
大切にするものは違う。
その大切なものが、
自分のひとりよがりで、
「始めからなかったもの」だと気づいた時、
人はポキッと折れてしまう。
どんなに厳しい状況下で頑張れても、だ。
それは、
「自分が信じてきたもの」が壊れるからに
他ならない。
自分の中のこだわり。
「これだけは譲れない」というもの。
偶然にしろ、
必然にしろ、
それすらも壊していくことで、
人はまた新たなステージに行くことができるのかもしれない。
「自分の信じてきたもの」を壊していくことは、
「自分」という個の成長に欠くべからざるエッセンスなのではないだろうか。
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