アガベシロップについて |  ローフードでインナービューティ~Nanairo Days~

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JLBA認定 ローフードマイスター横浜青葉台校

こんにちは~。


昨日は春を思わせるような暖かさでしたが、今日はうって変わって風がつめたーい一日でしたね。風


さて、アガベシロップについてご質問をいただきましたのでこちらでお答えしたいと思います。


以前は(2012年ブログの記事 でご紹介しました)アガベシロップについて、GI値が比較的低く、血糖値への影響が少ないことから健康的な甘味料であると思われてきました。


しかし近年、米国政府認定機関が行った、糖尿病患者を対象にした実験においてアガベシロップを食べた患者が血糖値の上がり下がりにかかわらず副作用をおこしたという事実があったようです。


上記の実験はアガベの高いフルクトース値が関係していると言われています。


フルクトースとは果糖と呼ばれる単糖の一種で、例えば、砂糖はグルコース(ぶどう糖)50%と、フルクトース50%の割合で構成されています。


アガベシロップの場合フルクトースは全体の50%から多いものでは90%以上占めているものもあります。


グルコースは体内に入ると即座に吸収されはじめるので、血糖値が急上昇してしまい、その反面フルクトースは血中でほとんど分解されないため、血糖値を変化させることは少ない為、健康的な甘味料として注目を集めていたのです。


しかし、フルクトースは肝臓までダイレクトに到達し、そこですべで消化吸収されるので肝臓への負担がとても大きくなってしまう事がわかってきました。



それとフルクトースは体内で中性脂肪に変換蓄積しやすい為、肝臓が詰まった状態が続くと、肝臓のまわりに脂肪がつき内臓脂肪の問題も起こってきます。


メタボリックシンドローム、高脂血症、糖尿病など様々な生活習慣病をひきおこす可能性が問題視されています。


以上の、ことからアガベシロップはなるべく常用しないことをお勧めしています。


では、何を使えば?


という事ですが、アガベシロップに変えてメイプルシロップを使う事をお勧めしています。


もちろんイミテーションのものでなく、純粋なメープルシロップであればフルクトース含有量は10%以下であると言われています。


スイーツなどにどうしても癖のあるメープルの色や香りを出したくない場合、少量であればアガベを使ってもよいと思います。


しかし、常用は避けた方が良いでしょう。






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メープルシロップを使ったRAWアイスクリームジャイアントコーン





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