古本の中でも、特に地元の書店が発行したものは希少価値が高いと言えるでしょう。
朝日新聞水戸支局編著の「いばらき沿線をゆく」(鶴屋書店/昭和49年8月初版発行)
朝日新聞茨城版に連載された「駅前昨今」という記事をまとめたもの。
口絵の白黒写真には、明治22年の水戸駅、明治29年の常磐線開通時の水戸の様子。
そして、私鉄各線のページには、関東鉄道の常総線と筑波線、鉾田線と竜ケ崎線、もちろん茨城交通湊線も紹介されています。
上の画像では、鉾田線の榎本(廃線時には、鹿島鉄道榎本駅)のホームわきの引き込み線に入ったジェット燃料輸送貨車と貯蔵用タンクが写っています。
古くてばらばらになった部分もあるので、ほっとパーク鉾田での車両公開(次回は3月31日)では展示できませんが、鉾田線の記事のコピーは展示しようかと思っています。車両公開の詳細は、→こちらから 。
にほんブログ村