応援団、がんばる。 | Passage ☆ My Railway Note

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鉄道に関するあれこれ+ものすごくたまにお話も書いてます。                           

久しぶりに、実家に父の郷里、京丹後市の情報が届いていました。

いつも楽しみな会報、京都観光振興交付金で作られた「京丹後宿・おかみさんの会 ちょっといっぷく こころもまんぷく」の楽しいパンフレット・・・



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それに、「京丹後ふるさと応援団アンケート調査結果」と題する書類が送られていました。応援団登録者全員を対象にして今年3月から5月に行われ、28%の回収率での結果です。


アンケートの項目を見ていると、この応援団の取り組みがわかります。会報も、かなり好評のようで、魅力を感じる取り組みのトップに上がっています。

そして、ここの応援団の取り組みの特徴の一つに「京丹後ふるさと応援大使」による特製名刺の配布があります。

「一般的な観光大使などは、地元出身の著名人などに依頼することが多いようですが、丹後ふるさと応援団の場合は、ご協力いただける方ならどなたでも大使としてご活躍いただいています。実際、団員のうち3分の2の方には応援大使を委嘱させていただいています。「大使の紹介」という入団も少なくありません。

調査結果から、大使の皆様には公私ともにまんべんなく名刺をお配りいただいており、約9割の方が名刺の有効性について「かなり有効」「やや有効」と回答いただきました。」(アンケート調査結果資料より抜粋)


特製名刺には、丹後の見所の写真などが使われており、そこから丹後に興味を持ってくれる人も多いため、渡した時に話題にしやすいと好評なのだとか。


今は、パソコンできれいな名刺が簡単に作れるけど、やはり所属団体が作ってくれたものだと渡しやすい気がしますね。私自身は、そういう名刺はアメリカの雑誌社で寄稿時にもらったもの以外ないのですが、やはり新聞社など訪問する時に、会社名の入った名刺で(しかも、アメリカのだったし)、かなり対応が変わったのは事実です。もう、アメリカの雑誌社の名刺は使い果たしたので、一応、オフ会などで渡すものは、ちょっと作っておいたりしますが…



この取り組みは、他の活動をしている団体でも参考になるのではないでしょうか。


所属するひとが、誇りを持って活動できるように、団体側が「この人は、うちの重要なメンバーです」と認める証にもなる名刺。


たとえば、協力を呼び掛けたい相手に渡せば、どういう立場でお願いに行っているのか、明確になります。

この点は、フリーで動いていた時に、何も肩書のない名刺では信用してもらえないことを痛感したので、各団体の幹部さんに考えていただきたいものだと思います。


それにしても、京丹後宿のおかみさんの会、いつも精力的にいろんな企画を出しているんですよね。とても親しみがわいて、泊まりに行きたくなるパンフレットですもの。お勧めスポットも掲載されていて、近畿圏からの日帰り旅行でも役に立ちそう。

こういう手作り感のあるものは、雑誌でこぎれいにまとめたものより充実感たっぷり。地域密着の頼もしさも感じます。



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