日本人が知らない韓国売春婦の真実 | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

本書は『名前のない女たち』シリーズで「企画AV女優」の

赤裸々なまでな「生と性」を丹念に取材したことでも有名な

中村淳彦氏がここでも「地を這うような」取材力を活かし、

韓国人売春婦たちの実像に迫ります。





個人的にアダルト業界に精通し、


そのジャンルではトップランナーで


あると思っている方が筆者の中村淳彦氏であります。


そんな中村氏が今度はその取材力と筆力を活かして


あぶりだしていくのは昨今何かと話題に上る韓国という国の


「売春」事情であります。

日本の性風俗産業と比較し、さらにはソウル、東京・鶯谷などの


現地取材を通して描くのは生々しいまでの女性のリアリズムと、


韓国という国のダークサイドであります。

かつてチャーリー・チャップリンは


「刑務所を見れば、その国の文化水準がわかる。」


という発言を残しておりますが、更に加えるならば、何らかの形で


性風俗産業に従事し、春を鬻いでいる女性たちからも、


表のデータでは決して出て来ることのない『本質的な』部分が


出てくるのでした。

中村氏の話によると、売春産業に従事する女性は推計37万人、


韓国国内での売買春逮捕者は年間最大7万6000人、海外遠征する


売春婦は約10万人で、そのうち5万人が日本で仕事をするという事で、


本書には詳細なデータも合わせて掲載されているわけですが、


こういう数字を眼前に突きつけられると言葉もありません。

繰り返しになるかもしれませんが、古今東西性風俗や売春で


生きる女性には多かれ少なかれ、みななにがしかの『事情』を抱えて


いるわけですが、その証言の一つ一つや掲載されているある女性の


日記を読むにつけ、改めてその思いが強くなりました。そして、


最後に中村淳彦氏の丁寧な仕事ぶりに敬服いたします。






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