冬に植えたシクラメンは
少しずつ元気がなくなってきたので
新しい花を買いに行くことにした
娘に「何色のお花を買いたい？」と聞くと
「赤！と、黄色とオレンジと、緑と青と黒！」と答えるので
「今日は2つ買おうかな、ほうちゃん一緒に選んでね」と伝えると
「いいよ」という返事がある。
公園のそばを通るとひらひらと花びらが舞っていて
見上げると花桃とユキヤナギが満開
花びらを手に取り、
「お花屋さんだ」と娘。
「ほんとだね」と私は答える。
15分ほど歩いて花屋さんに到着
並んでいる花を見ながら、
「どれにしようか？」と尋ねると、
真っ赤なゾナルゼラニウムを指差す娘
「素敵な赤だね」と私。
「やっぱりこっち」
と、濃いピンクのゼラニウムも気になる様子
「ピンクだったらこれもかわいいね」
私はマーガレットを娘に見せた。
マーガレットの前にしばらくしゃがんで悩み始める娘
「これにする！」
とピンクのマーガレットに決めた
株が大きいため、１つだけ買うことにし、店内へ
入り口で2メートルをこえるクマとキリンが出迎えてくれ
「クマさん！キリンさんもいる！」と娘のテンションが上がる
レジのそばには、寝そべる猫の置物があり
お会計の間、猫と顔を合わせて嬉しそうにしている
家に帰り、早速、庭で作業を始める
娘とスコップで土をやわらかくほぐし、
買ってきたピンクのマーガレットを植えてみる
最後の力を振り絞って花を咲かせているシクラメンを両脇に従え
どーんとピンクのマーガレットの存在が際だった
翌朝、娘の髪を結ぶとき
いつも「赤いゴムがいい！」という娘に
「お庭のお花と同じピンクにしない？」と聞くと、
「いいよ～」という返事
窓際でピンクのマーガレット眺める娘の髪をポニーテールにする
やさしく揺れるポニーテールと、マーガレットがとてもしっくりとはまった
庭の花桃も見頃を迎えそう
華やかな気分をチャージし、週明けに備える