フィクションも多く含まれておりますのでご注意を___φ(゚ω゚*)
初回「愛刀家失踪事件・戒 発端編 」
前回「愛刀家失踪事件・戒 魔窟・良房大牢編 」
あっちへ行っては行き止まり、こっちへ行っても行き止まり。
先へ進めぬまま時間だけが経過していく…
方向音痴ばんざいヽ(゜▽、゜)ノ
!(・Д・*)
この道はまだ通った事が無さそう、こっちに違いない!
今度こそ慎重に…絶対に騒がないと心に決める(`・ω・´)
廊下は走っちゃダメって先生も言ってたしね!
進んでいくと何やら話し込んでいる3人組を発見
(そっぽ向いてるように見えるけど察してくださいorz)
男1人を相手に、2人の女が媚ている様に伺える。
あぁやだやだ、見たくないものを見てしまった(-"-;A
Σ(・ω・ノ)ノ!
心の中で呟いたつもりが、うっかり口に出たらしい…
3人組に見つかってしまって、これはまずいorz
氷「おや?子猫ちゃん、こんな所に迷い込んでくるとは…
そうか!?、君も僕のファンなんだね?
わざわざ僕に会いに来てくれるとは嬉しいよ…フッ。」
氷「でもごめんね、今こっちの子猫ちゃん達の番なんだ
少し待ってて貰えると助かるよ…フッ。
順番順番、君の番になったらたっぷりお相手はするから
良い子で待ってるんだよ子猫ちゃん…フッ。」
ぴ「な、何を言っているんだこいつは…」(語尾の『フッ』もちょっと無理。)
にゃんこは好きだけど、こんな奴に子猫ちゃん呼ばわりされる筋合いはない(。・ε・。)
とんでもない勘違い野郎である。
それに2人の女がチラ見しながら、『邪魔するな』的な視線を痛いほど投げ掛けて来る(-"-;A
そっとしておけば、穏便に素通りできないかなOo。。( ̄¬ ̄*)
通り抜ける隙を窺っていると、思いもよらぬ話を耳にした!
氷「ダメダメ、この写真は僕のコレクションに加えるんだ
子猫ちゃん達にも触らせるわけにはいかないよ。
菊乃介から没収したとはいえ、写真の湯浴みにゃんこの名を聞きそびれたのは僕らしくないミステイク。
刹那にゃんこも良いが、この湯浴みにゃんこもまた良い…フッ。
あぁ…多くの子猫ちゃん達に惜しみなく愛を注がなければならない僕は、何て罪深いんだ…フッ。」
この勘違い野郎によると『女子=子猫ちゃん、にゃんこ』らしい…
菊乃介から没収した湯浴みにゃんこの写真、探し求める夕美姉の秘蔵写真に違いない!
それにしても、あの2人はこんなヤツのどこが良いんだろう。
勘違い野郎の顔を見ながらブツブツ言ってたら
気付かれて、こっちを向いて話しかけてきたΣ(・ω・ノ)ノ!
氷「そうだ、そこの子猫ちゃん。
順番を待っている間に、ちょっと菊乃介のところへ行って
写真の湯浴みにゃんこの名を聞いてきて貰えると嬉しいよ…フッ」
勘違い野郎のパシリだけでなく、2人の『さっさと行きなさいよ』的な視線。
くっ屈辱…何だこのモヤモヤした感覚は(-"-;A
穏便に行くはずが、若いぴナンには無理だった。
なぜならば『頭脳は子供、体は大人、迷探偵ぴナン』なのである。
ぴ「お断り!というか聞きにいくまでもない…その女の名は夕美姉!」
(それに菊乃介は既に…)
氷「ほぅ、湯浴みにゃんこを知っているのか。
順番交代、君の番だよ子猫ちゃん。」
今まで勘違い野郎と話しいてた2人が不満そうにその場を離れていく。
それと同時に、勘違い野郎の言葉巧みな甘い口撃(攻撃)がぴナンを襲う!
しかし残念ながら、ぴナンには通用しなかった。
なぜならば『頭脳は子供、体は大人、迷探偵ぴナン』なのである。
ぴ「へ?このサンダル?あぁユニク○で買った( ̄∀ ̄*)
よし!じゃぁ、甘栗少し分けてあげるから写真と交換ね!」
氷「なに言ってんのか分かんないっすねw
あぁウザイ、甘栗甘栗うるせー!
とっとと帰るか、ここで刀の錆になるか好きな方を選びな!」
やっと見つけた、夕美姉の秘蔵写真の持ち主。
ぴナンは無事に写真を取り返せるのか!?
この相手、一筋縄ではいかないらしいぞ。
迷探偵ぴナンの捜査は今日も続くのであるまる
次回「愛刀家失踪事件・戒 激闘・氷迅編 」へ続く…