フィクションも多く含まれておりますのでご注意を___φ(゚ω゚*)
前回「愛刀家失踪事件・戒 発端編 」
甘栗の為に仕方なく、愛刀家じいちゃんとの取り引きに応じたわたくし迷探偵ぴナン。
とりあえず、まずはダメ元で夜蝶連合の根城のある十石原東に向かい
捜査の為の証拠品とか言って物の押収を試みる事にしました(`・ω・´)
ε=ε=ε=ε=(((( o´Д`)o
アッサリ門前払いをされるかと思ったけど、意外にも夜蝶連合は捜査に協力的だった。
結論から言うと、残念ながらそこにはわたしの探し求める物は無かった。
夕美姉の秘蔵写真の存在すらも、夜蝶連合の誰一人知らなかったのである。
帰る時にはお土産まで持たされ、十石原東の外れまで丁重に夕美姉の側近に送ってもらった。
何かがおかしいOo。。( ̄¬ ̄*)
案の定、夕美姉の側近は去り際に思わぬ発言を口にしたのである。
実はエロじじぃの一件が元で、夜蝶連合の内部は2つの派閥に分かれたのだという。
何事も穏便に事を進めようとする夕美姉の穏便派と、強行に事を進めようとするあや姉の強硬派。
この確執の為に館内では話せなかったのだそうだ。
そして最後にこう付け加えて夕美姉の側近は去って行った。
「土産の品、必ず自宅に帰ってから包みを開けるように。」
「よいな?決して道中で開けるなよ?開けるなよ?絶対に開けるなよ?」
ダチ○ウ倶楽部の如く念を押されたが
それでは逆に開けてくれと言っているようなものである。
お笑いに疎いわたしではない、勿論ダ○ョウ倶楽部の例を習って勢いよく開封した!
!(・Д・*)
包みの中に入っていたのは、紛れもなく夕美姉の秘蔵写真だった!
こんなに簡単に手に入って良いのだろうか・・・
それに考えてもみれば、捜査の為とはいえ他人のわたしに良くこんな物を渡してくれたものである。
しかもその捜査すらこじ付けであったというのに・・・
甘栗に目が眩んだわたしが恥ずかしい(/ω\)
写真を手に、そこに写る夕美姉の背の見事な彫り物を見ながら十石原西を歩いていると・・・
追い剥ぎカラスに秘蔵写真を持って行かれてしまったΣ(・ω・ノ)ノ!
あ゙ぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁっ・・・このエロガラス!!!1
大きな声で叫びながらカラスを追い回していたら、先ほど別れた夕美姉の側近に出くわす・・・
非常に気まずい・・・(-"-;A
「道中で開けましたね?開けましたね?^^」
涼しげな微笑を浮かべながら夕美姉の側近は言った。
わたしは知っている、人はマヂ切れすると自然と笑みがこぼれる事もあるとか(((( ;°Д°))))
何とか許して貰おうと、とっておきのバク宙土下座を繰り出してみたものの
バク宙土下座3級のわたしでは効果が薄かったのか、構わずクナイが飛んできた!
( ・д・)/--=≡(((卍ヽ(;´Д`)ノ
とりあえずいま大事なのは秘蔵写真である、何とか夕美姉の側近を振り切りカラスを追ったヽ(;´Д`)ノ
どうやらわたしは夜蝶連合を敵に回してしまったようだorz
次に訪れる時には、恐らく刀で語り合わねばならないだろう・・・
思わぬ失態で夜蝶連合を敵に回してしまった迷探偵ぴナン。
この先の捜査も危ぶまれるが、どうなる!?
迷探偵ぴナンの捜査は今日も続くのであるまる
「愛刀家失踪事件・戒 激突・菊乃介編 」 へ続く・・・