みんなの党からの参院選立候補に意欲を示していた上野公成・元自民党参院議員(70)は13日、出馬を断念するとともに、女婿で内閣府科学技術政策・イノベーション担当参事官補佐(経済産業省から出向)の小林宏史氏(39)(東京都調布市)が、みんなの党公認の比例候補に内定したと明らかにした。

 小林氏は14日に群馬県高崎市に住所を移して、姓も「上野」に変えて地盤を引き継ぎ、県内を拠点に活動する。上野公成氏は読売新聞の取材に、「今後も地元のために政治活動を続ける。(議員として)必要とされる時期を待つ」と語り、政界引退を否定した。

 上野氏や後援会関係者によると、5日にみんなの党から上野氏陣営に「公認できない」と連絡があり、急きょ対応を協議した陣営は、宏史氏に出馬を打診。宏史氏は7日に公募書類を同党に提出し、同党は8日の役員会で公認を内定した。

 宏史氏は11日に辞職の意向を経産省に伝えており、渡辺代表は近く県内入りし、正式発表する予定。上野氏は自民党籍を維持する意向を示している。

 宏史氏は13日、読売新聞の取材に応じ、「義父や支援者の方と相談して急きょ出馬を決めた」と話し、政界入りを目指す理由については「16年間、中小企業対策や規制緩和などに取り組んだが、官僚の立場での限界も感じ、“脱藩”を決意した」と話した。

 また、世襲批判が予想される点については、「義父は自民党議員だったが、自分はみんなの党。選挙区からの出馬ではなく、厳密な意味で世襲とは異なる」と説明。「昨年の衆院選前から、みんなの党の公務員制度改革や成長戦略などの政策に共感していた。義父の支援者以外にも支持の輪を広げたい」と抱負を語り、民主、自民以外の第3極の一角として、無党派層への浸透を目指す。

 上野氏はこれまで、支援者や一部自民党関係者と連携し、江田幹事長らみんなの党関係者に接触。県内の現職首長らの署名を集めて同党に提出するなど、公認獲得に全力を挙げていた。

 しかし、渡辺代表の意中の候補は、2007年の高崎市長選に挑戦し、昨年の衆院選静岡1区でみんなの党から出馬した外資系生命保険会社員の佐藤剛氏(36)(高崎市)だったため、調整が難航。佐藤氏が上野陣営と協議して一本化を図り、渡辺代表も宏史氏を面接してゴーサインを出した。

 宏史氏は、実父が沼田市出身。1971年、仙台市に生まれ、東京大経済学部を卒業し、94年に通産省(現経産省)に入省。大臣官房総務課長補佐(国会担当)などを歴任した。

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 約2年前まで宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所で教授を務めた愛知工科大学(愛知県蒲郡市)の中谷一郎教授(65)は、野口さんの長期宇宙滞在を評価した。専門のロボット工学の立場から、「宇宙ロボット開発者の中には、宇宙なんてロボットが行けばいいじゃないか、と言う人もいるが私はそうは思わない。人類のフロンティアを広げる意味で、宇宙には必ず人間が行くべきだ。そういう意味ですばらしい一歩だった」と称賛した。【沢田均】

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 全国の警察が昨年1年間に捜索願を受理した家出人は8万1644人(3.7%減)で、7年連続で減少したことが24日、警察庁のまとめで分かった。男性は5万1828人で全体の63.5%。女性は2万9816人で、男女ともに前年を下回った。
 年代別では、10代が1万8579人で最多。次いで20代(1万3866人)、30代(1万2506人)、70歳以上(1万1707人)などの順。70歳以上、60代、40代、9歳以下は前年を上回った。
 動機別では、家庭関係が最多で全体の22.2%を占めた。次いで疾病関係(16.1%)、事業・職業関係(12.4%)、異性関係(3.3%)などだった。 

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