チョー寒スキーに思う | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

50歳デビューとスタートは遅かったが、スキーを始めて もう10数年になる。この間 毎冬に 2-3回ずつ滑りに行ったが 腕前の上達は遅々としている。今回も中級コースにトライしたが、すぐ尻尾巻いて退散した。アイガーの北壁だけでなく 中級の壁も険しい。

思い起こすに、10数年前、入門の手ほどきは湯沢でちびっこと並んで受けた。リフトも最初は上手く降りられず、転げる体を係員のオッサンに ひしと抱きしめられたのは、我が人生で思い出したくない1シーンだ。それが今やスイスイ滑れるようになった。それでも ゲレンデで小学生がハイレベルの滑りをしているのを目にすると、私らがスキーを始めた頃にまだ生まれてもない子が なぜいま私らより上手になっているんだと理不尽を感じる。

 

ずっと嫁さんと一緒にやってきたが、10年も経つと技能に差が出る。私は実直な性格そのままに真っ直ぐに滑る(ていうか、ターンができない)が、嫁さんは浮気心なのか右に左に連続ターンしながら滑る。登り道は 私がなまじ腕力があるので(ストックを使って)腕で上がっていくのに対し、嫁さんは板をV字にして器用に上っていく。

 

あちこちの山に行ってみたが、近年は志賀高原もいわ山(札幌市)が常連になった。どちらも雪不足の心配が少ないし、交通の便のいいことが理由だ。慣れの良さもある。これからもこの2つがメインになるだろう。

いつまでできるか分からないが、今回同宿した神奈川の夫婦は75歳といってたから、一つの目標になる。スキーに行きたいの思いは、エレベーターでなく階段を使う気にさせるし、電車内で立つことになっても それはバランス感覚の鍛錬だと納得できるので、体力維持の効果があるだろう。

 

 スキー人生もこの先 視界はよくない