賑やかな えべっさん | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

この3日間、町はえべっさん (柳原エビス) で賑わっている。NHKは大阪の今宮エビスの様子をヘリから中継していたが、こちら神戸の賑わいも映して欲しいモノだ。えべっさんに通じる駅は混雑していて、切符を買う行列を整理するのにガードマンが出るのはこの時期だけだ。

 

毎年のことなので神社の本殿までお参りに行かないが、沿道の露店は覗いてみた。寒いのでピンス焼きやイカ焼き、タコ焼きといった暖かい食べ物がよく売れている。歩きながら食べるのは行儀よくないが、お祭りだから許される。

おびただしい数の屋台だけでなく既存の店も大はやりだ。ふだん閑古鳥がなく店も大勢の参拝客をキャッチしようと呼び込みをかけ、それなりにおこぼれをすくっている。しかしこの活気も今日までで、明日からはまた静かな街に逆戻り。

多くの街が活気がないと嘆くが、その打開策は人を呼ぶことにあるのは明らか。活性化は単純に流入人口を増やすことだ。

 

商売繁盛を願って福笹を買い求める人も多いが、よく見たら笹がプラスチックでできている。笹なんぞ山になんぼでもあるのに、プラスチックで代用するのは手抜き商売である。

 

賑わう えべっさん