全国高校女子サッカー決勝、観戦記 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

バレー、ラグビー、サッカーと高校スポーツの全国大会決勝が相次いで行われている。今日は女子サッカーの決勝が 近くのノエビアスタジアムで行われるので、観戦に行こうと前から決めていた。ところが朝からずっと雨だ。出かけるのが億劫だが、雨だから雪だからと止めていたら 冬のお出かけなどできない。今週末に行く志賀高原の天気予報を見てみィ、天候 雪で最高気温でもマイナス10℃やないか。それを思えばそぼ降る雨など どうってことない、と自身を鼓舞して家を出た。

スタジアムへは電車でも行けるが、大回りで乗り換えが必要だから結構時間がかかる。自転車なら10分だが、風雨のこの天候下ではムリ。迷った末 30分かけてトボトボ歩いて行くことに…

 

決勝は東京と大阪の高校間で争われた。観客は思ったより多く、開放されたバックスタンドはいっぱいに詰まっていた。スタジアムの天井は閉められていたので 悪天候の影響はない。選手紹介で大型スクリーンに映し出される各選手がセーラー服姿であるのがおっさんの心を惑わす。

両チームとも円陣を組み、イナバウワーの姿勢で雄叫び (この場合は雌叫びと言ったらいいのか? ) を上げ気合を入れていた。これが女子サッカーの出陣スタイルなのか。

 

試合は点が入らないながらも 東京の方がボールの支配率が高く、シュートも多い。ドリブルで突破していく場面も多く 技にキレがあるように思えた。後半の60分にロングシュートが決まって ついに東京が勝ち越した。ビックリのスーパーゴールだったので東京の応援席は大歓声で、圧倒的多数の大阪の応援団はみな無言でうなだれていた。東京は勢いを維持し そのまま試合は終わったが、結果も内容も東京が勝っていた。

雨の中わざわざ見に行っただけに 面白い試合は価値あった。

 

 

 終了のホイッスル~東京が勝ったァ