ちょうど一年前に書いたのが、
 
竹脇まりなのフィットネスをやりつつ
一昨日のお試し体験を経て、
本日、ホットヨガ、
正式に入会手続きを済ませてきた
 
ってことで、
これがあの手この手の2年縛りだった、
で、早くも1年が過ぎたのだ〜(祝っっ)
 
まぁ、このトシにもなると
1年なんてあっという間で、
2年続くかなぁ、
なんて心配も杞憂であるな
もちろん体力面での心配やら
不測の事態に対する不安はあるにしてもね〜
 
ついでに言うと、
去年あれこれ考えて、
今年の1月から契約した
積立型の保険、
これが最初の1年間は無保証ってことで
 
つまり今年1年、
途中で何かあっても何にもならん、
ってことで払い損になる
だからなにがなんでも、
今年1年は健康で過ごさないと、
ってこと
 
その後も別に大きな保証はない分、
(介護保険的な保証はあるが)
積立って形で80歳まで健康なら
払った分が一括で支払われる〜〜
ので、これまた意地でも???
いや、さすがにそこまでの意地はなく
ただ途中で万が一のことがあっても
払った分は家族に支払われるし、
後始末代くらいにはなるだろうとね〜
 
そういう意味では
年金なんかは意地でもほしい類だから
せめてもらい始めてから
ちょっとくらいは使ってやる〜〜
と願っているが、
そもそも人生のほとんどが国民年金、
微々たる金額しか支給されないのは承知、
だからこそ、その金額は受け取りたいよね
 
で、まったく違う話になったが、
ホットヨガはまだまだ続けられそうだ
とはいえ、
さすがに1年を経過すると
ビギナークラスでは物足らない部分も〜
といって上のクラスで大丈夫かは不安、
なので、相談しやすい先生のクラスから
ちょっとずつ上を目指して画策しているとこ
 
ただしこれから暑くなると、
立ちくらみしたりして
いつも以上にバテるからさぁ、
無理に上のクラスに行かんでも…
だが、慣れたら慣れたで
クラス編成に不満も出てきたりして
 
ってことで、
あと1年、
あーだらこーだら言いながら、
意地でも頑張るっっっ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日2本目、
先ほどのキラー・ナマケモノ から
気持ちをしっかり切り替えて
グランドシネマサンシャイン池袋へ
 
あまろっく
 
 
町工場を営む父のもと、
生真面目に勉学に励んできた一人娘
優子はその名の通り優秀で、
京大を卒業したエリートとして
社内でも表彰されるほどだった
しかし周囲にも厳しい性格が災いし、
不当にリストラされてしまう
 
実家に戻ってからも自暴自棄、
無気力になってニート生活を送るが
ある日父親の竜太郎が、
20歳の再婚相手を紹介する〜〜
 
再婚相手のサキは
苦労をしてきているが裏表なく、
家族の団欒を夢見ていて
素直に竜太郎を愛し、
この生活を楽しんでいる
 
反発する優子だが
サキには暖簾に腕押し、
やんわりと、時には厳しく、
母親として優子を扱うのだった
 
しかし幸せな日々も長くは続かず、
ある日突然、悲劇が訪れた…
 
で、これがもう、
オール関西の俳優陣で芸達者、
安心して楽しめるホームドラマだ
 
アラフォーの悩めるニート、
ツンデレ女優の江口のりこが適役、
ふわふわでも気丈な若妻、
中条あやみが彼女史上最高の演技で
(今までが結構残念だったので)
彼女だったからこその作品となったな
正直こんなにいいとは思わなかった
 
あまろっくの意味は、
是非ともスクリーンで確認してほしい
そういえばどこかで見覚えが、
と思ったら、
ドキュメンタリー作品
劇場版 再会長江  で紹介されてた、
中国に同じ原理のシステムがあった
 
さて物語の終盤では、
関西で忘れられない自然災害にも触れ、
そうなんだよな、
やっぱりあそこで多くの人の人生観が変わった
 
そんな切なさとそこを経ての、
今につながる前に進む力
そんなことを深く考えさせられて
いやはや涙涙であったのだ〜〜
 
でもって最後の最後、
あ、そういうオチもあったのか、
と、ほっこりは嬉しかったな
 
心優しき作品なり、
この出会いは嬉しいなぁ
 
 
 
 

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予告編は知らず、
映画.com で知ったらもう、
行くしかないので
池袋HUMAXシネマズへ
 
キラー・ナマケモノ
 
 
いやぁ、わくわくするじゃん、
ばかばかしくって〜〜〜
で、そのまんまの作品であったのだ
 
大学の最終学年になったエミリーは
パッとしない自分が嫌で仕方がない
女子寮の女王候補ブリアナには
到底太刀打ちできないが、
たまたま手に入れた希少なペット
ナマケモノの力を借りて
一躍人気者になる
 
親友のマディソンは
違法な動物を返すように諭すが
人気を手放したくないエミリーは
ついにブリアナの対立候補に立候補する
そんな折に周囲のメンバーが、
一人また一人と姿を消してしまい…
 
このナマケモノが
かわゆいとチヤホヤされるほどには
可愛いとはとても思えないのだが、
これがCGではなくパペットとかで
それ自体は気が遠くなるような作りだ
 
ヤツが襲ってくるところなんぞ、
シャイニングだったりして
おそらくは他にもいっぱい
あちこちの作品を散りばめているはずだ
 
なのできっと、
ホラーやB級作品ファンには
垂涎ものだと思われるのだが
こっちは全然知らず、
なるほどこれなら
いくらでも同じような作品は作れそう、
なんて感心しきり〜〜
それでももちろん、
丁寧に一生懸命、
大真面目に作ってることは
しっかりと伝わってきて、
自然保護の話なんかも盛り込んだりして
昔のロマンポルノの制作を思い出してしまった
 
当時は裸の絡みさえあれば、
いろんなことを盛り込めたと
若手の監督がどんどん自由に作って
腕を磨いていったことは、
映画史に残る逸話だもんね
それを彷彿とさせるなぁ
 
平日の午後イチにしては
まずまずお客さんも入ってて
小さな特典ももらって、
さて次なるへ移動だ〜〜〜

 

 

 
 

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どんな気分の時に選んでも
大好きな映画トップ3に入る
と、先日書いたのがこれ、
 
ピアノ・レッスン
 
これに関して、
奇特な読者さんでもあり
秀逸な映画の感想をアップされている
我が敬愛するブロ友さんが
観に行かれたとのことで
感想を拝読することができた〜
(よっっ、待ってましたっっ)
 
これについては
ひと様の記事を云々説明するよりは
ずばりリンクさせていただくことにする
公開ブログだから、許してくれると信じる
(すみません)
ピアノ・レッスン 
 
というように(かなり乱暴、御免)
コメントも含めて、
なかなかユニークな見方だなぁと思う
 
もともと物事を
表面的に、一面的に見てしまうhaha 
つまりは与えられたものをそのまんま、
かなり素直にといえば聞こえはいいが、
鵜呑みにするタイプなので
 
極端な話、
下の娘の小学校受験の際に、
渋谷にある超有名私立に見学に行き、
プロテスタント教育なので
その説明に大いに共感して感動し、
ここに入れたい〜〜〜、と願ったら
お受験塾の先生から懇々と、
それは違うのよお母さん、
あそこはね、
1万円のクレヨンを買ってよしとする学校、
とか言われて〜〜
今ならもちろんわかる、
芸能人とかばっかりが外車で通ってるわねぇ
 
そういう純朴なhaha ???
なのでどうしてもそれが抜けずに
映画でもあまり深読みができないし、
それはそれで悪いこととも思わないが
もっと深くを知ればもっと面白い、
かも知れないとは常々感じている
 
なのでこうした
真の映画ファンの評を読むと
(いや、実はほとんど読んでないが、
このかたのだけは好んで読んでいるの)
(プロのはダメ、あれこれ紐付きだし、
自分に酔ってるから信用してない)
とても面白くって目が開かれるのだよ
 
さてそれで、
haha 的にはこの作品、
自らの意思で言葉を封印したが
ピアノという手法で雄弁に語るエイダ、
粗野で学もないが
その言葉を確かに聴き取るベインズ、
身体に触れこそすれ、
この二人の、実はプラトニックな愛に
完全に打ちのめされてしまうのだ
 
イマドキの言葉で言ってしまえば、
ようやく魂の片割れに出会えた、
というところか(ああ、表現が軽すぎる)
 
ウブな夫に対する仕打ちは、
むしろ大人の女としての意地悪、
なんて思っているんだが…
 
なので、ブロ友さんのいうところの
これを哀れなるものたち的な性的な目覚め、
もしくはエロスの昇華とはむしろ対極で
言葉を超えて絡み合う男女の懊悩、みたいな…
いやそれももしかすると、
ブロ友さんの真意を汲み取ってないかもだが
 
あ、つまりはやっぱり、
究極のロマンチストでしかないhaha ね
 
それにしてもこういうふうに、
みんな解釈が違ってみんないい、
ってのが映画の面白いところで、
絵画とか音楽とかは、
そういう好みがあったとしても
その道の大家だったりが、
ある種の正しい見方みたいなのを示すが
こと映画に関しては絶対に、
正しい答えはないのだ
それこそ監督が意図していたとしても、
技術スタッフや出演者なりが
まるで違う解釈で作っているかも知れない
総合芸術、とはよくぞ言ったものだ
 
って、意気込んで書いた割には
前の記事と特に変わったこともない〜
やっぱり我ながら、
その程度の語彙力、というのか、
その程度の見方かもだな
 
でもやっぱりそれでいいのだ、
みんなの心の糧になる、
それがいいのだ、それでいいのだ〜い
 
深い洞察と上手い表現は、
敬愛するブロ友さんにお任せするっっ
 
 

 

 

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午後のライブに合わせて、
久しぶりの、
新宿は K's cinema にて
 
わたしのかあさん 天使の詩
 
 
ここはレアな上映作品が多いので
行かなければ予告編も見られない??
で、予備知識なしでのこれ、
評価も高く、何より時間がぴったり〜
 
障がい者施設の園長高子は
絵本執筆を打診されて、
自分の母親に思いを馳せる
 
小学生の高子にとって
明るく裏表のない母は
ただただ恥ずかしい存在でしかなかった
 
なにしろ授業参観でも
大きな声で応援し始めるし、
とんちんかんな答えを発言するし〜
 
そんな母親が、
実は養護学校の出身だったと知り
ショックを受ける
 
自分の親が知的障がい者であることを
受け入れられない高子に、
周囲で見守ってきた大人たちは
母親清子の素晴らしさを説いていく
 
実際に周囲と関わる母親を見て、
その意味に気づいていく高子は
次第に両親を受け入れて、
さらに親友とともに地域の活動を始める…
 
という障がい者に目を向けた少女の
成長記という形をとる啓発作品で、
この手の作品につきものの
素人さん総出演がどうなることやら〜〜
と出だしは冷や汗ものだったのだが、
常盤貴子や安達祐実、渡辺いっけい、
といったベテラン俳優陣が
しっかりそれをカバーし、
回想での子役が上手く、
かあさん役の寺島しのぶが見事で
あれこれを払拭してくれたのは確かだ
 
それでも唐突な政治的な表現、
さすがにプーチンについてのシーンは
どうにも納得がいかなかったな
それがいろいろな意味での妥協なのか、
はたまた監督自身がどうしても言いたかったのか
 
そういう主張ってのは、
作品に沿った形でしてくれないと
フツーに物語を観ていたものには
むしろ共感できなかったりするのよね…
 
と、このあたりの残念さはあったものの
障がい者夫婦が子どもを育み、
こうして幸せに暮らして
なおかつ地域の意識を変えていく、
っていうことには確かに心打たれる
 
帰宅後に調べたら、
なんとこの監督、
御年92歳ってっっっ
70歳で監督デビューして
これが10作品目だという
いやはや恐れ入りましてござる〜
 
とはいえ、
映画ファンとしては
そういう背景は抜きにして、
スクリーンで映ったものがすべてだから
ちょっぴり不満も許してくだされ〜〜
ちなみに撮影は
あの、高間賢治キャメラマンなり、
それでも結構、苦労されたと思うなぁ
 
山田火砂子監督、
次回作をさらに期待しておりまするっ
 
 
 

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ちょっと予想外の事態で、
でも終わってしまうから
ちょうどよかった、
シネマート新宿にて
 
 劇場版 再会長江
 
 
昨日3日ぶりにホットヨガ、
今朝方とんでもなく体が痛くて
まさかの筋肉痛〜〜
なので予定変更が良かったのかどうか
 
元々NHKで長江を撮影していた竹内亮は
その後10年を経て、
当時果たせなかった長江源流を遡り、
最初の1滴に辿り着きたい
という夢に挑む
 
当時の映像を交えて、
10年で驚くほど変わった現在を
懐古だけにこだわらずに撮影していく
彼自身も中国人と結婚し、
中国語も滑らかに
人気のインフルエンサーになっている
 
当時の撮影スタッフとともに
変わり果てた地を巡ると
ある村はダムに水没し、
ある少女は夢を諦め、
ある船長は相変わらずの日々を送っていた
 
そんな市井の人々に寄り添い、
最年長の荷物担ぎ屋に出会ったり
目的地直前に立ち往生して
偶然救い出してくれた人の
ゲルに泊まってみたりして
更なる広がりを見せていくのだが
 
まぁ、正直なところ、
この竹内亮という人物の自由さは
壮大なテーマとは微妙なずれというか
なにしろフツーに俗物っぽく、
10年後に美人だったことを喜んだり、
彼女が別の案内役(共演者)に
心を惹かれていることを妬いたりして
なかなかありのままなのだ〜〜
 
それでももちろん、
いや、だからこそなのか??
各地で触れる人間の反応は面白いし、
やはり上流に行くほどに変わる光景、
少数民族のリアルは貴重だ
 
その中には珍しい女性が中心の民族、
モソ族についてはもっと知りたかった
女性が社会の中心であって、
男性は通い婚が基本で家事をするらしい
が、このシーンでは女性しか登場しなくて
男性の実際が知りたかったな〜
(婚約時代の彼氏がちょっと出るけど)
 
さすがのインフルエンサーだけあって
今風のテンポも構成もよくって飽きないが
ところどころ、
そうした食い足りなさがあるんだなぁ
それもこの壮大な目的の旅においては
全部を描き切れるものではないだろう
そこは理解しているから
なんとも突っ込めないんだけどね、
 
ただ、ちょうど今
公式ホームページを見たら
監督自身も、
 
(前略)あくまで「隣にこんな面白い国あるよ」と言いたいだけです。
 
ってことなので、そのまんまの印象だった
 
ポスターにあるような、
泣ける話ってのは大袈裟かもだが
あ、ちょっとほろりときたけども
この壮大な地球を知るには
観ておいて損はないよっっ
 
 
 

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見逃していたのが
ここならやっている〜
で、新文芸坐へ
 
マエストロ その音楽と愛と
 
 
貴重な2番館だった飯田橋の
ギンレイホールがなくなってしまい
途方に暮れていたが(かなり大袈裟)
徒歩圏内でこれはマジありがたい
といって短期上映が多くて
そこまで通いもしないんだけど
今回は飛びついてしまった
 
若き作曲家のレニーは
指揮者の穴埋めにその朝呼ばれて
幸運を掴んで一躍スター指揮者となる
 
妹の知り合いで
女優を目指すフェリシアに出会い意気投合、
互いの夢も才能も認め合って結ばれる
 
しかしレニーは元々男色もあり、
その噂は子どもの耳にも入って
フェリシアとの間も気まずくなっていく〜
 
永遠の仲良し夫婦と思われた二人に
亀裂が入っていく中でも、
やはり失われないものがある…
 
という実在の有名人の実話なんだから
かなり事実に近いんだろう
 
折りしも昨日、
バイト先で10歳下の先輩が
夫婦なんて妥協や諦めでしかない、
仲良し夫婦なんて絶対にないよ、
と断言していたところだったので
なんとも現実的なストーリー展開に
まぁあちらは天才夫婦、
こちとら一般市民では生活も違うが
それでも夫婦ってもんは〜〜
ってことで身につまされたりして??
 
でもでも、
って先輩に言い返したのは、
知っている限りでも
一緒に映画に行ったりする夫婦も多いし
結構仲良し夫婦っていると思うんだけどね
それは表面でしかないと論破されたよぉ
 
そうなのかなぁ、
でもやっぱり、
そんな時期を越えてしまえば
寄り添う時が来るんじゃないか??
 
かくいう先輩だって
精神的に弱い旦那さんを支え、
息子二人を抱えて
この前は義父も自宅で看取って、
一家の大黒柱なんだものね〜
これを愛と言わずになんと言う??
妥協とか諦めじゃできないよ
きっと10年後には
自分で認める仲良し夫婦になってるさ
 
夫婦にはどんな形だとしたって、
その二人にしかわからない
愛の形が存在するのだ〜〜
 
と、ロマンチストなhaha は実感、
でもって、
どのお口が言うかっていう、
バツイチhaha なんだけどもさ
 
それにしても
主演監督のブラッドリー・クーパー、
特殊メイクもすごいけれど
指揮者ぶりが堂に入ってて
それこそ恐れ入るわ
 
時代に合わせた映画音楽もたくさん、
耳に馴染む曲も多く流れてくるが
あいにく曲名がわからん悲しさよ
それでもさすがに
ウエストサイド物語には
おおお、となった
おそらくは隅々まですべてが
レナード・バーンスタインの曲だろう
音楽好きならこれだけでも楽しめるはず
 
それと時代背景的に、
みんながとんでもなく
ヘビースモーカー
 
実際撮影時には
このご時世に大変だったろうな
これを理由に降板、
なんて話はありそうじゃね??
と、劇場を出るとすぐに
すごいタバコのにおいが〜〜
すぐ外に喫煙コーナーがあったのだわ
みんな吸いたくなっちゃったか??
 
今年はちょっと映画館を抑え気味だが
見逃し作品はここで救ってもらおうっと
 
 
 
 

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今月の29日に入籍予定の息子たち、

この前のあの、両親顔合わせ の際に

婚姻届に親がサイン押印する、

というイベントを行ったのだが

haha は知らず、押印は東京で、

ということになったのだった

 

で、それはいったいいつどこで、

とやきもきしていたのだが

息子にどうなったと聞いても

相変わらずのなしのつぶて

 

ついに先週、

業を煮やしたhaha は

彼女の方にお伺いのLINEをしたのだ

 

すると気のいい彼女は

調整しますね、と段取りしてくれて

日時はすぐに決まったのだが

実はその後、場所の連絡が来ない

さすがに昨日の夜になって

恐る恐る彼女にLINE、

明日は大丈夫??

 

忘れてたとは思わないが、

かなり忙しかった様子で

お詫びと某デパートの上階の

おしゃれなカフェを指定してきた

 

で、今日、

バイトでドロドロのhaha は

バイト先の洗面台で

ちょこっと顔を塗ったりして??

駆けつけたんだが、

これまた出足の遅い息子らしく

彼女からちょっと遅れるとの連絡

ま、デパートだから

あれこれ見たりして飽きることはない

 

その後

10分ちょい遅れで二人が登場

あらら、また息子が

彼女のスーツケースを引いていて

さくさく終わらそう、

なんて言うからさ〜

なにそれっっって感じだったが

聞けば彼女、

なんとこれから新幹線で出張、

明日の午前の商談があり

今夜出ないと間に合わないんだと〜

 

そうか、それなら急がないとだね、

でも、空腹haha は

せっかくなのでパニーニ食ってやるぜ

一人でゆっくり食べて帰るからいいよね??

 

さて、

息子が厳重な紙袋から取り出したものは

さらに厚紙に挟んであって、

仰々しく出てきたあの時の婚姻届

 

確かにhaha はサインだけは済ませてたが、

息子は、え、書いてある??

とか、またすっとぼけたこと宣う

 

現住所と本籍地を記入して、

いざ押印、

持参したちっちゃなそれっぽくない実印、

忘れずに持って行った朱肉につけると

 

え、そんな朱肉、大丈夫なん??

と、息子が難癖をつけるじゃん

 

え、それこそどーゆーこと??

全然大丈夫だよ、

試しにどっかに押そうか、

とゴソゴソやってると

さすがの彼女もびっくり顔、

 

あーだこーだ言われて

緊張しながらしっかり押したが、

ほら大丈夫じゃん、

やれやれ、大役完了だわ

 

しかし肝心な息子の記入欄が空白で

現住所と本籍地、親の名前の記入が必要

 

書いてこなかったのか、

と内心驚くが、これもまたヤツらしいか

 

で、またもやぶつぶつ言いながら、

現住所を書き始めると、

自分の区の漢字がわからんて??

本籍地がわからんのは

そんなこともあろうかと、

なにかの折にとっていた住民票を

haha が持ってきていて助かった

これは父親の方の戸籍なんでね〜

 

ところが途中まで記入すると

手を止めてしまって、

見てるなよ、

とか、どうやら緊張してるのか

人には散々しょーもないこと言っといて

 

で、ついには書類をたたんでしまい、

書いとくわ

だってっっ

 

おいおい、大丈夫か息子よ

マリッジブルーとか???

 

しかし彼女に対する視線は

いまだかつて見たこともない優しさで

(ニヤケともいう)

いやぁ、惚れ抜いとるな、

ということはわかった

 

だからまさかの、破談はないだろう、

少なくとも息子からは〜

でも逆は???

の心配性haha 

 

超オブラートに包みつつ、

さりげなく彼女にただすと

 

私は大丈夫ですよ〜、

もうサインもしてるし〜〜

と笑ったっっ

 

マジ、29日に届け出るまで

心配で仕方がないわい

 

しかも29日って大安だけど、

みどりの日だと喜んだのも間違いで

そうだったのだ、

いつの間にかその日は

昭和の日

って変わってたんだったじゃんっっ

ま、どうでもいいけどね…

それを言ったら息子はまた、

みどりの日なんてあったっけ

くらいな話で…

 

今後の引越しの予定なんかを聞き、

毎度ボソボソしゃべる息子に疲れて

こっちはゆっくり食べて帰るから、

気にしないでお仕事へね〜

と、二人を送り出し

(会計は息子だけどね)

のんびりと高カロリー夕食を済ませて

席を立つとちょうど彼女から、

婚姻届が完成したら

写真を送ってくれるって連絡が〜

 

嬉しいじゃないか、

とウキウキ

小雨の繁華街を抜けて

帰った次第でありましたっっ

 

そしてあの腰痛も、

今はすっかり消え去って…

あ、しまった、

バイト先で洗濯物をたたむの忘れた

と、帰宅後の家で洗濯しながら思い出す

先輩にごめんなさいLINEして、

やれやれだ〜

しっかりしなはれ花婿の母っっ

 

 

 

 
 
 
 
 
なんとなく気が進まなかったが
時間もぴったりだし…
と、バイト帰りに
TOHOシネマズ池袋にて
 
異人たち
 
 
なにしろあの、
異人たちとの夏、
がベースってんで

観るしかないなと

 

脚本家のアダムは

ロンドンの廃墟のような

マンションで暮らしている

なかなか筆が進まず(PCだが)

気が焦っている中で

ただ一人の同じマンションの住人、

ハリーが酒瓶を片手にやってくるが

警戒するアダムは誘いを断ってしまう

 

翌日ふらりと

幼い頃暮らした実家を訪ねてみると

その家は現存して、

不思議なことに

12歳の時に交通事故で

死んだはずの両親が彼を出迎える

 

不思議と思うよりも

ただただ嬉しさがまさって、

心地よく両親と過ごすアダムは

満たされた気分で帰宅する

気持ちの余裕なのか、

またエレベーターで会ったハリーと

今度は酒を酌み交わして

親密な仲になっていく

 

両親との心地よさを求めて

足繁く通い出すアダムだが、

ゲイであることを打ち明けると

母親は戸惑ってしまい…

 

というように、

大林版の突き抜けた下町の明るさはなく、

そして名取裕子の女の怨念執念もなく、

もっともっと深く深く個人の深層に入り込んでいく

 

主人公がゲイという設定には

正直近頃多すぎて辟易だが、

これを抜きには語れない主人公の葛藤で

むしろこれを描きたかった作品なのか??

 

と考えると、

大林版とはまるで別物、

と捉える方が正しいかもだが

あちらを見てからのこれ、

っていうので余計面白かったのも事実

 

原作は未読だが、

大いに敬意を払っていることは

なんとなく伺える丁寧さで、

突き抜けすぎた異人との交流は

なんともなぁだったけれども、

それはそれとして

実は決して悪い気はしなかったんだ〜

 

 

 
 

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何年ぶりかで知り合いと昼飲み
ならばその前に
早起きして
TOHOシネマズ池袋へ 
 
アイアンクロー
 
 
予告編からの印象は
家族の団結スポ根モノ〜
が、実話ベースのこれ
大いに裏切られて
ちょっぴり涙…
 
フォン・エリック一家の4人の息子は
激しいプロレスラーだった父のもと、
ケビン、デビッドが王者を狙っていた
 
ハンマー投げのオリンピック選手だった
ケリーもモスクワ大会が中止になって
プロレスラーへ転向する
気の優しいマイクは音楽好きだが
父はやはりプロレスを期待していた
 
元々不幸があったので
呪われた一族と言われていたが、
デビッドに事故が起こってから
次々と兄弟に悲劇が襲いかかり
長男役として兄弟を見守ってきたケビンも
ついに心が折れてしまう…
 
実話ベースであって、
もしかしてプロレスファンなら
この親子の活躍も知っているのだろうか
 
敬虔なカトリック信者である両親は
仲も睦まじく、幸せな家庭ではある
兄弟仲も良いし、
みな家族を愛している
なのに起こる悲劇の元凶は何処にあるのか
 
どうしたってそれは、
父のプロレス愛にあることは明白で
今ならきっと、
洗脳による虐待、
とかってなっていくはずだが
時代は1970年代から80年代
 
アメリカの保守的な家庭なら
一般的な愛情の表れであり、
むしろ理想的な家族だったろう
 
家族という愛と重圧、
おりしも今日、
映画の後に会った知人は
2歳ほど年上だが
自身も持病を抱えた上に
haha と同い年の妹さんを世話しているらしい
 
シングルマザーで障がいのある子もいる
妹さんは病気で具合も良くなく、
元々結構な不仲なのだが
独り身の彼女が様子を見にいくしかない
 
なんだか病病介護の様相で、
さらには新型コロナの頃に
勤務先も潰れてしまって
彼女は今、この年齢にして就活中、
身体の調子を見ながらなので
就ける仕事も限られるよね…
聞いていて切なくなってしまった
 
自分一人でもキツイところへ
決して仲のよくない身内を支えるとなれば
精神的にも大変なものだろうけど、
幸いなかなか彼女の精神力は強靭で??
不調にも関わらず、
以前と変わらぬ飲みっぷりで
それはちょっと安心した
 
話は逸れたが、
家族ってものは幸せも作るけれど、
何かが間違えば、
その逆になってしまうってことで
その理由も解決法も
渦中にいるとわからないもの
 
終盤の兄弟の笑顔に
胸が締め付けられて
思わず涙がね
 
思ってたのとはまるで違ったが、
心に沁みた作品ではあった
 
 
 
 

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