そこが難しいところ | 横浜市港北区 日吉 綱島 高田 村上はりきゅう治療室のブログ

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日々考えていること、感じたことを書いてみたいと思います
                                     

こんにちは、村上です。


起立性調節障害の症状は


朝、起きれないから始まって

気持ち悪い、吐き気

食欲が無い、腹痛

頭痛、立ちくらみ…等々


しかし、午後になると
全くと言っていいほど元気。


顔色はいいし…
何処が悪いのか…?


ところが、朝になると起きれない。



起立性調節障害のパターンです。


これらの症状が改善していくと
日々の生活も苦痛なく
過ごせるようになります。


すると回りの人はもう大丈夫だろうと
思ったりするものです。

当然、学校も普通に行けると
思ってしまいます。


しかし…
そこに大きな壁があるのです。


自律神経のちょっとした掛け違い
と言いますか…

行けそうで行けない…。


起立性調節障害のお子さんは
ちょっとしたことで

心拍数が上がったり

血圧が下がったり

唇の色が紫色になったり

手や足が冷たくなったりします。


これらの身体の反応が
行けそうで行けない理由です。


おそらくこの感覚は本人しか
分からないと思います。


行けるのに行かないのではありません。


まだその時ではないのです。


そこが難しいところです。


どうか、お子さんを信じてください。


そしてきちんと回復すれば
必ず学校に行けるようになります。



村上はりきゅう治療室