だいぶ前に読了していたのだけど
なかなか言葉にならず、ずっと持ち歩いていた本。



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先日書いた記事

愛したいのに逃げ出したい・漫画【母がしんどい】
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11211837570.html 

の勢いに乗ってやっと書けそうです。


過保護、過干渉、不理解の母を、なんとか受け入れ、許し、距離をとってまでも愛そうとする娘たち。
前半は、著者がカウンセリングを通じて出会った実例がたくさん出てくる。

描かれるエピソードはトンでも母ネタ、にみえて、
身近に覚えのある部分へとつながっているのが空恐ろしい。


本の後半にはその背景・原因などの解説がされていて
その部分がとてもスッキリする!
重たいけれど、確かな希望がある本です。
手にとったらぜひ最後まで読んでみてください。

特に、娘に傾倒しその人生を乗っ取るかのように介入し
コントロールしようとする母の背景には
彼女の夫婦関係の空疎さがある、というくだりに
私も強く同意!

さらにそこで終わらず、父たちへのメッセージも真摯に毅然と書かれていて
内容もさることながら
その姿勢・視点に感動しました。

娘側へのメッセージとしては
「罪悪感は生きていく上での必要経費」と言い切ってくれているのがまた
素晴らしい。。。。

そう、母に対する罪悪感をなくそうなくそうともがくよりも、
いくばくかの罪悪感を感じ続けることは、「必要経費」として受け入れる。
必要経費をむりくりゼロにしようとすることよりも、赤字にならないようにその経費をカバーするだけの
「収入」=生き延びる力を稼ぐことをすすめている。


最後に、あとがきにある、母についてのメッセージにも胸を打たれる。
「ともすれば、母親たちに厳しい内容になっているかもしれないが、
それは母親たちへの私からのサービスだと思ってもらいたい。
自分の人生を安易な地点で値切らないでほしいと願うからだ。
それに、娘がもっと生きやすくなることを願わない母はいないだろう。」


「重たい母」は
決して特殊なケースの話ではない。
自分には関係ないことにせず、
共通点を探しながら、
娘、母、父
どの立場にも共感しながら
どの立場の人にも関係者の方にも読んでみてほしい本でした。


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