幸せのフラグ | 拝啓 29歳の女子へ

拝啓 29歳の女子へ

30歳を目前にし、次の行き先が見えなかったあの頃。
あの頃の私に夢のきっかけを与えてあげられるような自分にになろうと決めた。
夜で出逢った人たちが生き抜く知恵を与えてくれたから。

ある方からメッセージを頂く。

その方へ宛てた返事を通じて、自分の心を知る。


『温かいメッセージありがとうございます。
浅野さんの言葉は本当にパワーを与えてくださいますね。
まるで私の人生をずっと見守ってきてくれた守護霊様かと勘違いしてしまうほどです。

でも、今までの経験は浅野さんがおっしゃるほど悲観的なものでもなかったんですよ。
絶妙のタイミングにより自分が憧れていたステージで歌うことは容易く手に入ったし、そこで普通の生活ならありえないほどの多くの花束をもらったり、大きなバースデーケーキを吹き消すことも出来たんですもの。

キャバ嬢をやっていた時もきっと嫌な思いもしたのかもしれないけど、今となってはほとんど思い出せなくて、新たな道を作るための土壌を与えてくれたお客様の存在やその方たちがさせてくれた素敵な経験ばかりが思い出されます。

そんな場に立てたことと都合のいいジャッジをしてくれる脳みそを搭載していたことが私のラッキーなことなのかもしれません。

そんなこんなで、極めて常識的な両親に育てられ、小さな枠でしか過ごさなかったであろう我が人生を最悪な恋愛をもってぶち壊してくれた過去のパートナーにはホントありがとさん!って気分です(`∀´)


そして、いろんな迂回をしながらもこうやってまた太陽の下での生活に戻った今、改めて幼い頃にきちんと常識的な基礎固めをしてくれていた両親に感謝します。』



両親の元から飛び立った初旅行の切符はそのまま別の人に託してしまった。

その切符を持ち主ごと失った私はただ目の前に来た電車を乗り継いできた。

見覚えのある電車もあれば、行き先を確認せずに飛び乗って、途方にくれたこともある。

でも、必ずそこには次の乗り換えの案内板があった。


そして、あらゆる種類の電車を乗り継いできた私は新幹線では見落とすであろう貴重な体験をすることができた。


その旅の途中には人にとっては不幸だと思うことや恥だと思うことでうずくまったりもしたけれど、その足止めのおかげで「美味しい駅弁食べれてラッキー♪」と思える図太さも得た。


ようやく、新幹線のチケットの買い方がわかった今日この頃。

さて、先を目指すか。



ここ最近、立ち往生していると感じる時、同時にまもなく新しい何かがやってくるなぁと嬉しくなる。

苦しむことは幸せのフラグが立った証拠。

今までの経験上そうだったから、私なりの確信。



ブログもまたいろんな出会いをもたらしてくれる。

これほど、自分が文章を書くことが好きだとは知らなかった。

それに一方的に存じ上げていた思わぬ方から突然のメッセージを頂けたりもする。


メールで私の心の声を引き出してくれた浅野ヨシオ さんに感謝いたします。

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