今回の日経ビジネスアソシエ
「見切る力」
特集です。
アソシエも、日経ウーマンも、
(まぁananとか普通の女性紙だってみんなそうなんですが)
毎年読んだことがあるような特集が並ぶので、
最近読むことも少なくなっていたのですが、
なんとなく、私が欲していたテーマだったのでしょう。
思わず手にとりました。
なかなか、面白かったです。
最近の私のテーマは
「捨てること」
自分は何を捨てられるか。
捨てないと、入ってこない。
そう思っていたので、
今の私にはぴったりだったのかな。
備忘録的になりますので、まとまりないかもですが、
目にとまった部分をメモしておきたいと思います。
本誌を読まなくても、皆様のインプットになれば。
その
レバレッジコンサルティングの本田氏のことば。
変化に素早く対応するために必要なこと。
①リデュース
②リセット
③リビルド
流行り(?)の、リサイクルに絡めたRで始まることば
(Reduce、Reuse、Recycle)で揃えているのが
わかりやすいですね。
①リデュース
一日にものを3つ減らす、1年で1000個物が減るから、
物理的にも精神的にも身軽になる。
②リセット
今までやってきた方法や考え方を月に1つ変える
③リビルド
リセットして変えてきた結果、良いと思えるものを取り入れて、
行動パターンや考え方をリビルドし、新しい発想を生まれやすくする
①、②あたり特に、今の私に必要なのかも。
新しい業界で、これまでの業界、会社に対しての考え方を変える必要が
あるような気がしています。
通勤経路、美容方法なんかを変えるのもいいみたいですよ。
その
ヘッドハンター岡島悦子氏のことば。
これからは分かりにくい人は淘汰されていく。
まずは自分の軸をしっかり出す。
専門分野を深めることが大事。
それができてから今度は幅(横)を広げる。
つまり専門領域を広げていくこと。
これがこれからの時代に生き残るために重要。
最近は、自分の軸がまだ確立していないのに、
同時に仕事の領域を広げようとする人が多い。
なぜなら、縦軸が深い専門家を数多く集めれば、
横の面積はいくらでも埋められるから。
確かに、なるほど、と言う感じ。
人を増やせば横の面積は埋められる。
私もどちらかというと、
30までに専門性を、の意見に賛成でしたが、
この理論は理由としてなんかすごくしっくりきました。
その
元ボスコンの三谷氏のことば
投入資源量と成果の関係を考えて行動する。
投入資源量と成果の関係は正比例ではなく、
右にずれたS字曲線を描く。
ある活動に対して資源を投入すると、
最初は効果や成果がなかなか表れないが、
ある時から急激に伸びる。
投入資源量を3割カットすると、伸びる手前でストップしてしまい、
成果はほぼゼロになる。
ついつい、わかりやすい結果を、
早く求めてしまいがちな私ですが、
厳しいビジネスの競争の中でも、
きれいでいるためのダイエットでも、
最後の3割の投資ができるかどうかが勝負なわけですね。
詰めを怠ってはダメだということです。
ごもっともです。
あとはいろいろ。
ビジネス書を読まない方法、とか
機会損失の再確認とか、
コミュニケーションにおけるランチェスター戦略とか、
なんだかいろんなことを一気に考えさせてくれた1冊でした。