こないだフジコ・ヘミングのピアノリサイタルに行ってきた瀬野です。
フジコと言えば「ラ・カンパネラ」ですけど、瀬野は「展覧会の絵」が一番好きでした。
フジコ・ヘミングのピアノはどの曲もものすごく流れるようで、でも力強かったです。
そしてなにより、「誰がなんと言ってても、私はこう弾くのよ！」っていうのが
溢れ出てるピアノでした。
瀬野も高校までずっとピアノを習ってました。
結構有名な曲を原曲で弾けるとこまで行ってたんですよ？
でも、瀬野は手が小さいのでピアノを弾きこなすのは大変でした。
それでも難しい曲をきちんと弾くこと、ハードルを越えることに心を砕いてました。
そうして瀬野は、ピアノを弾くのがめんどくさくて嫌になりました。
フジコ・ヘミングのピアノは、
「好きな曲を自分で弾けるのは、CDで聴くだけなんかよりずっとずーっと楽しいんだよ？」
って言ってるようなピアノでした。
ものすごい久しぶりにピアノを弾いてみたくなった瀬野です。
* * * * *
以前「「ありのままの自分」の勘違い」の冒頭で「自分軸ってなんやねん！」と書いた瀬野です。
この、「自分軸」ってのが何なのか、ピンと来たから書いちゃうよ！
自己啓発系のブログを読んでると、「自分軸」って言葉がよく出てくるんだよね。
しかも、「持ったらいいもの」的な扱いで、いきなりこの言葉だけが出てくる。
だけど、瀬野の巡回してるブログが悪いのか、瀬野の検索方法が悪いのか、
「自分軸とはどんなもので、どうしたら持てるのか」ってのの
納得のいく説明って、ないんだな。
「自分軸は何か」っていうことで、割とある説明は
「自分はどうしたいか」
「自分の感じたこと」
「自分の視点」
「自分の意見」
「自分らしさ」
などなど、なんだけどさ……。
んなもん、誰だって持ってるだろ！！！？
「自分がどうしたいか」なんてさ、「自分の視点」なんてさ、
みんな既に持ってるだろ！！！？
でもそれが、よくある大人の事情のために「軸」になれないからこそ、
みんなのたうち回ってんじゃないか！！！
じゃあ、どしたらそれが「軸」になれんのか、ですよ先生。
みんなが知りたいのは、そっちでしょうよ。
ということで
誰もはっきり言ってくんなかった「自分軸」Here We Go!
自分のもった意見だの自分はこうしたいだの何だのに プラスして！
「自分がそう考えたことそうしたいことは、これでいい！！」
ですよ。
自分で自分の考えたこと感じたことを、
自分で「これでいいのだ！」って思うこと。
冒頭のフジコ・ヘミングのピアノじゃないけど、
音楽評論家からは「プレイスタイルが古い」とか「正確じゃないからダメ」とか批判まみれでも、
「自分にとってはこれがいいんだから、自分はこうする！」
っていうさ。
結局 それが自分軸のツボ でしょ？
…このブログ的には「またそのオチか！！！」ってとこだけどな！
だから、自分軸を持つには！
誰からなんと言われようと、
「自分はこれがいいからこれで行く！」っていう姿勢！
この姿勢を養う特訓 が必要なんですよ。
理論じゃなくてー！ 自分全肯定エクササーイズ！！
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悪人が善人よりも妙にしあわせそうなのは、これでしょ？
善人ってのはさ、
ええと、
浅見帆帆子みたいな、心底「あげぽよ～」が本当に心から好きな奴なら全然問題ないんだよ。
でもどうかすると善人ってさ、
「私はこんなにも世間の常識……
『良い』と言われていることを守って
『良い』とされている行動をしています。
だから、私を『良い存在だ』と認めてください」
ってことがあるじゃん。
どんだけ努力して必死で「良い」ことをやってても、
自分のことを自分から「これで良い」と思えないでいるんだよ。
これじゃ、自分から自分のことは否定してるわけだから、
いっくら良い努力をしてたって、幸せじゃないんだよ。
反対に悪人の方はさ、
んなこた「後ろ指をさされることだ」なんて解りきってるけど、
「それでも自分はそれをやるのがいいんだ」って、
振り切ってるんだよ。
振り切ってなきゃ実行なんてできるわけないでしょ？
そしたらさ、そこにあるのは
「自分はこれでいい」っていう自己肯定 なんだよ！
そしたら、そりゃ悪い奴の方が幸せだよ！ そりゃそうだよ！！
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