勢い余って前回「自分は何やっても何考えてもいい」に
今日の内容を先走りして書いてしまった瀬野です。
そんなわけで行きますよー。
「幸せになるために物の見方を変えるエクササイズ」第四弾！
ちょっと今回説明が難しいんですよー。
でも、これがこの一連のエクササイズの一番のキモです！
「自分が接してる『現実』をなんとかするんじゃなくて、
『その現実に対して自分が反応したこと』の方に全力を傾けろ」！
えーっと、これ具体例で話したほうがやりやすいので、
前回の例で説明します。
あなたには仲のいいお友達がいるとします。
そのお友達が、自分からみてちょっと「その行動は ｳﾍｧ('A`) だ…」なことをしました。
それであなたはそのお友達を許せなくなって縁を切りたくなりました。
でもあなたは「そんな一度のことで人を決めつけたくない」とも思っていて、
それで自分のことを「その友達のことを ｳﾍｧ('A`) だと思った自分が嫌だわ」と感じました。
それで、スピ系の教えでも「世の全てを許しなさい」とか
判断するなとか、エゴは消滅させろとか言われてることでもありますし、
あなたは、お友達本人とか、
お友達の ｳﾍｧ('A`) な行動をなんとか許そうとしています。
…………。
違うだよ！ 許すのはそこじゃないだよ！
これが逆転裁判だったら瀬野は画面いっぱいに「異議あり！」と出すところだ！！
あのね、
あなたがお友達本人やら ｳﾍｧ('A`) な行動やらを許す許さないは全く勝手です。
あなたが単に許すことが好きで許したいなら許せばいい。
でも、もしも、あなたが、
そのお友達や ｳﾍｧ('A`) な行動を許せば、
なんかスピリチュアルというか引き寄せというか
不思議で素敵な奇跡が起きて、お友達が棚ボタ的に変わる
なーんてことを期待して、それで
必死こいてそのお友達を許しているのなら……
こーんな滑稽なことはないですよ。
なぜなら、
そのお友達のとった「ｳﾍｧ('A`) な」行動というのは、
当のお友達当人からしてみたら、ごく当たり前で当然の行動なのだ。
お友達本人としては、その行動は別に
変える必要性のいっこもない行動です。
お友達のその行動を ｳﾍｧ('A`) だと思ったのは、
そして、それを許せないと思ったのは、
それを変えたいと思ったのは、
そして変えるためには許さなきゃと思ったのは、
でも許せないどうしようと右往左往して往生してるのは、
あなただけだ。
つまりね、
あなたが自分を許せば一発で終わるんですよ。
そんな右往左往。
あなたがお友達のその行動を ｳﾍｧ('A`) だと思った自分、
あなたがお友達を許せないと思った自分、
あなたがお友達を変えたいと思った自分、
あなたがお友達を変えるためには許したいけどでも許せない自分、
その自分を自分で許せば。
その自分を自分で
「こんな自分だけど、でも自分OK（てへぺろ）」って思っちゃえば。
それで終わるんですよ。
だからね。
引き寄せだおまじないだなんだで
お友達をなんとかしようとなんかしないでください。
そうじゃなくて
お友達についてあれこれ感じた、その、
「自分の感じ」の方を許したり肯定したりしてください。
* * * * *
お友達が何してどんなだって言うのは、ただの写し絵なんだよ。
スクリーンに映ってる映画の映像と、自分的には差がないものなんだ。
目の前のお友達を見てあなたが何かを感じるのと、
映画を見てあなたが何か感じるのは、同じメカニズムで起きてる。
でも映画の映像は、あなたはそれは幻影だと思ってるからそんな気にしない。
目の前のお友達については、それが「現実」で、自分にとって重要だと思ってる。
だからあなたは必死になってお友達をなんとかしようとする。
だけどさ。
目の前のお友達を許そう愛そう、
そしたらきっと現実が変わって、お友達が変わってくれる
という考え方っていうのはさ、
例えて言うならさ、
自分の足元に影が落ちていて、
それで、あなたはその影から愛してもらいたくて、
自分の影に向かって必死に許しと愛を送ってるようなものなんだ。
それで
あなたは
「私はこんなに自分を捨てて、必死にこの影に愛を捧げているのに、
影はちっとも私を愛しかえしてくれない」
と嘆いてるんだよ。
自分の反映されたものをいくらどんなに愛したって、
その反映は自分を愛してはくれないんだよ。
でも自分で自分を愛すれば、
反映の方から勝手にこっちを愛してくれるんだ。
反映（現実）のことなんか、基本ほっておいたらいいんだよ。
あなたはいの一番に自分の方を愛して許すべきなんだ。
* * * * *
ふう！
ちょっと説明しにくいなーと思ってたから
ちゃんとまとめられるか、ちょっと不安だったけど、
ちゃんとまとめられたぞ！！
よかったよかった！
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