通勤英語 〜 つり革に掴まりながら英語力を底上げする最強の習慣 〜 | 留学せずにTOEIC900を取得する商社マン英語  -Learn and Run -
こんにちわ。



最近、特にTOEIC対策やその他の試験対策もせず、ただただ音読をしています。年明けくらいに何か受けようと思ってはいるんですが、まだ決めてません。



定期的に試験を受ける事はモチベーションの維持になります。
なので、特段理由が無くてもモチベーションのカンフル剤として受験するようにしています。又、英語力のチェックにもなるので。




今年は転職もあり全然試験を受けていなくて、かなり間延び状態。




もう、ダルダル。




ダルビッシュ。




TOEICはほぼ月に1度行われているので、自分のタイミングで受験できるところがメリット。




ただ、TOEICであれ英検であれ具体的な試験対策の前に英語の基礎体力がまず第一。なので試験を受ける予定が具体的に決まっていなくても、英語の学習は日々続ける。



具体的な試験対策 - 例えばTOEICのパート別対策などは、試験日程が決まり近くなってきたら行うようにしています。対策本ばかりに時間を使っていても中々成長しないから。TOEICの点数が伸びない人はそこを誤解している事が多い。


英語の試験といっても、TOEIC、英検、TOEFL、、、etcとありますが、それぞれに出題形式は異なります。なので個々に対策を取る事は大切ですが、前提となる英語力を強化しなければ意味がありません。


例えば水泳は色々な距離に種類がありますよね。
50mとか200mといった具合に。
当然、ペース配分やレース運びも異なってくるのでレース前の対策は異なってきます。
ですが、水泳選手はその練習だけやっている訳ではないですよね。
当然、アスリートなので筋力トレーニングなどの基礎トレーニングを欠かさない。


つまり、基礎英語力が伴ってはじめて試験対策に意味が与えられる。基礎体力作りをせずに試験対策だけやっていてもすぐに頭打ちになってしまいます。
基礎英語体力を素地として、そこから各試験に合わせたチューニングをしていく。


なので、試験前以外は特に試験対策をせず、基礎体力を付ける事に専念します。


その基礎体力作りには音読が一番で、なるべく試験と関係無いものを選ぶ。そうするとTOEIC対策本では体感できない負荷がかかります。普段使っていない筋肉を動かすという感覚に近い。
私はそういう用途のテキストの中ではEnglish Journalが好き。




大学生の頃からずーーーーーっと使ってますね。
毎号を買う訳ではないですが、2ヶ月に1回くらい。


収録内容が有名人のインタビューだったり、学者だったり、ビジネスマンだったり毎号千差万別。
国籍も多種多様で色々な種類の英語が出てくる。
文化的なバックグラウンドも色々。


年に一回は必ずイギリス英語にスポットを当てた号があったりもしますし(ちょうど今月号がそんな感じですね)、ネイティブでは無い人のインタビューの時もあります。


ディカプリオと三木谷社長の英語では全然違いますからね。


英会話というと、ついついアメリカ人やイギリス人と話す事をイメージしますが、実際はそれ以外の国の人と英語で話す機会の方が圧倒的に多い。


サラリーマンとして仕事で英語を使う場合は特に。台湾人でも韓国人でもイタリア人でもフィンランド人でも何人でも、仕事では英語が一般的。


そして、それぞれに特徴や訛りがあったりする。
日本人の英語だって他から見れば訛りまくってます。



イギリス・アメリカの言葉というよりも世界共通語としての側面を捉えているEnglish Journalはとても実践的。


社会人になってからもずっと愛用しています。
むしろ社会人になってからの方が愛用してます。


使い方ですが、私はCDをipodに落として使っています。
通勤中に聞いて家で音読。



この通勤英語っていうのは結構いいんですよ。
まず、毎日一定時間を確保できる。



ただ、通勤英語って人それぞれやり方があると思いますが、通勤中にしかできない事をするべきです。



例えばEnglish Journalの場合、本に日本語訳は全部載ってます。
ご丁寧に難しい単語やフレーズ、スラングなどは解説まで付けてくれる親切ぶり。


家で聞いていると聞き取れない部分があった時にすぐに本で確認したくなっちゃう。



でも。



以前に音読の記事でも書きましたが、音読の下準備として数回スクリプトを見ずに聞く事は非常に大切です。


その理由についてはこちらの記事をチェック頂けると幸いです。

「音読 まとめ」


いつでもスクリプトが読める状態では、「何とか聞き取ろう」とする集中力が削がれてしまう。



「聞き取れなくても本見ればいいやー。てゆーか本気出してねーし。」、、と。



集中して聞いた後にスクリプトで確認するのと、最初からスクリプトを読んでしまうのとでは得るものが全っっっっっったく違います。




語学は漫然と聞き流しているのは意味がない。



「何もやらないよりマシ」という人がいますが、何もやならないのと大して変わりません。




ただ漫然と聞き流す事をEnglish Shower といいますが、私達のような非ネイティブが通勤時間などにチョロチョロっとシャワーを浴びても効果は全然ありません。


「え、ちょっ、、お母さーん!!?? シャワー全然出ないんだけど!!??」


レベル。
風邪ひきます。


留学したり海外に住んでいるうちに自然と聞き取れるようになったという人も知り合いにいますが、浴びるシャワーの量が違い過ぎます。


温泉とか行って、自分の家のノリでシャワー出したら


「強っっっ!!!ってか痛っっっ!!!」


ってなるレベル。


四六時中、聞こえてくるテレビも、スーパーの店員も、駅のアナウンスもタクシーの運転手も皆英語。


「いつの間にか自然と」と彼らは言いますが、生活する訳ですからやはり、会話中は無意識でも「聞き取らなきゃ」「話さなきゃ」と必死な訳です。決して漫然とボーーーーーッとしている訳ではないのですから。



冷静に考えると



もし、仮に一日10分~30分程度、「ただ聞き流す」事で英語ができるようになるのなら、浴びる英語の量から考えて1ヶ月も英語圏に留学して何となく生活していれば身に付くはずです。


でも現実には1ヶ月なんとなく海外で過ごして英語が話せるようになって感動の凱旋帰国を果たす人はいません。



つまり、



時間が限られており、浴びるシャワーの量が限られている私達にとって




耳にある程度の負荷をかける事はとても重要。





通勤電車で混んでいたらテキストなんて読めないですよね。
それに雑誌も結構重いので持ち運びたくない。



なので、通勤中のリスニングはもう必死に聞き取るしかない訳です。



通勤電車でTOEICの文法問題集とかリーディングとかやっている人をたまに見かけますが、それは家でもできます。


というか、家でやった方がいい。
TOEICの問題集はきちんと落ち着いた場所で時間を計りながら行うべきです。




駅のポスターじゃないですが、、、




TOEIC対策は





家でやろう。








しかも、電車が混んでて座れなければ、もう大変ですよね。
揺れて、押されて、、、TOEICの本番にロデオに乗りながら受験する予定の人は必要な対策かも知れませんが。




という訳で、




通勤電車こそ格好の耳トレ時間。




通勤英語を続けているうちに、電車のアナウンスもいつの間にか英語の方を聞くようになるはず!


This is a Keihin-Tohoku Line rapid service train for Omiya. 
The next station is Akihabara. The doors on the right side will open. 
Please change here for the Yamanote Line and the Sobu Line local service, the Hibiya Subway Line and the Tsukuba Express Line.
The stop after Akihabara will be Ueno.









「ヤレヤレ、もうAkihabaraか。乗り過ごしたぜ。」






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