hCG/無排卵症・黄体機能不全症
hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)
★無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)
本剤の適応となる無排卵症は間脳-下垂体系の障害に起因する中枢性の無排卵症で、卵巣がゴナドトロピンに反応を示す症例である。本剤を用いる排卵誘発法としてはhCG 単独療法、hMGhCG療法、クロミフェン-hCG 療法などがある。
HCG
単独療法
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クロミフェン -HCG 療法
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HMG-HCG療法
卵胞期(排卵前)にhMG注射することで卵胞を育てて、卵胞が大きくなったらhCG注射して卵を排卵させる治療法
クロミフェンが効果なかったり、クロミフェンの副作用で妊娠にいたらない場合に行われる
★黄体機能不全症
hCG を排卵予定日から隔日に投与すると、尿中のエストロゲンとプレグナンジオール値及び血中のプロゲステロン値は著明に増加する。
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