夕 凪 の 光 | 星詩-ほしうた-暮らし

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星占いと詩作(ことば)のコラボ生活...およびいわゆる占いウォッチャー(笑)+「占星音楽-ほしうたうらない-」コンテンツ発信に向け、現在ゆる々絶賛奮闘中


この闇に 生まれ落ちた

宝玉(ほうぎょく)のあなたは


傷ついた 羽たたんで
いま眠りに 抱かれる



夜通し 泣きつづけた
夜は いつしか明けて


露を 受けた 花は

朝に 咲くことを 知るよ



時がくれた きらめき
この手に 抱いて


懐かしい瞳に 明日
僕は 出逢えるのかな



こころから 微笑んで
光つむぐ 愛を


まばたきも 忘れるほど
いま 誰かに つたえて



喜びも 哀しみも
この身 ささぐ夢に


たぎりおつ 炎の雫
ただ 静かに なだめて




かたちを なくし 割れた

器(うつわ)に 水を そそいで


あたたかな 手のひら
そっと 涙を つつんだ



月が宿る 孤独を
その胸 抱いて


やわらかい 魂 ここに
残し 去りゆく ひとよ



こころから 微笑んで
光つむぐ 愛を


歌い継ぎ あたえたい
いま 月夜に 満たされ



喜びも 哀しみも
ただ ひと世の揺らめき


優しさに触れ ほどくよ
この夕凪 たたえて......




こころから 微笑んで
光つむぐ 愛を


まばたきも 忘れるほど

いま 誰かに つたえて



喜びも 哀しみも
この身 ささぐ夢に


たぎりおつ 炎の雫
ただ 静かに なだめて






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