信念と変革の人―亢宿 | 星詩-ほしうた-暮らし

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星占いと詩作(ことば)のコラボ生活...およびいわゆる占いウォッチャー(笑)+「占星音楽-ほしうたうらない-」コンテンツ発信に向け、現在ゆる々絶賛奮闘中

ここらでまた、久々に東洋の宿曜占星術的

アプローチができそうな... それとゆうのも、

最近気になり始めたばかりの、とある若者が

ある宿の人間であったことが判明...わはは。


亢宿(こうしゅく)... まさに強い信念と変革の

人である。かの小泉首相が、まさにこの亢宿。

それから考えれば、この亢宿が、かなりの

奇人変人?であることが自ずと説明できる。


亢宿の「亢」とは、たかぶる、きわめる、ついでに

立ち向かう、という意味なのだそう。(水晶玉子

氏の書籍『オリエンタル占星術』より)まさに、

独立や戦うといったことに縁がある宿。とにかく

自分なりの理想や揺るぎない価値観があり、


めったなことでは、他人に屈しない。既成の

概念や権威に反発するアバンギャルドな

変革と信念の人。というか、あまりに頑固に

真理を貫き通そうとするあまり、分からず屋の

変人と取られてしまう感じがしますな...(笑)



著名人では、先の小泉首相を筆頭に、

(なんと!)ブッシュ大統領、三島由紀夫、

ウォルト・ディズニー。芸能界音楽界では、故

石原裕次郎、萩本欽一、唐沢寿明、浅野温子、

椎名林檎、福山雅治、奥田民生、堂本剛、

ユースケ・サンタマリア、窪塚洋介...


ついでにスポーツ界でも、そうそうたる

メンバーが... 今を時めくイチローにジーコ、

故アンディ・フグ、三浦知良、原田雅彦。

あと個人的には(笑)おたっきぃ佐々木こと、

かつてのオタクの教祖、佐々木伸氏や、

それから、むくむくと今ネットで頭角を現す、

占星術の新カリスマ?石井ゆかり氏なども。


これだけ見ても、個人的になんとなーく

目が離せない、一癖もふた癖もありそうな

人たちばかりなのは、正直驚きである(苦笑)。

そんな亢宿な人々をこうして眺めていると、

なんとなく「この人」にも、自分が惹かれる

ものを感じるのは解るような気がする....


いや迎合するかどうかは別として...それでも、

やはり妙なシンパシーを感じてしまうのだ。

むしろ余裕でストライクゾーンかもしんない。



color



っつことで、本題?に入って... いまや旬

というか、おそらく今週のテレ朝の某音楽

番組MSにも出没するであろうから、きっと

今後TVで目にする方々も増えるかもしれない。

それにも増して、本日発売したばかりのCDが

売れている...今週オリコン堂々の3位初登場。


まさに旬の人。少々のミーハー心(爆)なども

発動させ、ブログカウント数上昇も多少は

見越して(笑)このJPOP的時の人を今こそ

取り上げねばならない(?)ということで今回、

新たなる亢宿として、イケニエもとい白羽の

矢が当たったのは、関西(滋賀)出身の

新人ミクスチャーロックバンド、UVERWorld

(ウーバーワールド)のTAKUYA∞(タクヤ)。


正直この春、某アニメ(『BLOOD+』)にて、

この新OPテーマを聴かなければ、存在すら

知らなかった。だがアバンギャルドそのものの

少し斜に構えた感じのこのクールなOP映像と

いい、UVER・TAKUYA∞のヴォーカルや

完成度の高い音楽性といい(何よりその洗練

され哀愁さえ漂う熱気に...)完全にやられた。


いや、本当にノックアウトされたのは、

某所にて公開されていたバンドPVを

フルで視聴し、TAKUYA∞他の躍動的

パフォーマンスに触れてからだろうか...



TAKUYA∞は、1978.12.21生まれの射手座

亢宿(ついでに動物占いは「虎」)の27歳。

そのPVを見た印象では、何やらものすごい?

カリスマ的気質と磁力とを端々に感じさせる。

公式サイトでのプロフの信条などからも、

http://www.uverworld.jp/index.html

かなりの強固な意志と独自のセンスに

恵まれた若き狼、という印象が...


UVERWorldの音楽自体も、やはりというか、

彼自身の自由度の高い独特な風情がある。

まだあまり、これまで世に出た作品を逐一

聴いたわけではないのだが、アグレッシブな

ロックあり、雰囲気のあるクラブMUSIC風あり、

そして流行のラップもそつなくこなすという、


実に時代の空気を巧みに呼吸した、これぞ

何でもござれなゴッタ煮ミクスチャーバンド?

(ゴッタ煮といえば、以前自分も某作詞講座で

まさにこんな感じの音楽性アーティストを想定

してアルバムシュミレーションしたっけな。笑)


このUVERに私が好感を持つのは、ラップ

ひとつ取っても、あまり下世話な感じではなく、

これまでのラップという先入観を覆す?ような、

そんな洗練された独自性を感じるところ。

(確かにあのカリスマバンドL'Arc~en~Ciel

などを手掛ける中山千恵子氏がプロデューサー

であるという種明かしもあるのかもしれないが...)

それもそのはず、ヴォーカルを務める

TAKUYA∞のパンチの効いた力強くも、

どこか繊細さを秘めた「声」が、すべてを

決定的なものにしている。この「Colors of the Heart」

カップリング曲バラードなどでも顕著だったが、

どことなく切ない体温を持った透明感のある

巧みなTAKUYA∞のヴォーカルともども、


楽曲全体の美しさや品格のよさが、多少

荒削りながら猛々しい野性味と同居している。

大胆にして繊細... そんな不可思議な魅力を

感じさせるのだ。おそらくそのすべてが、この

TAKUYA∞の持つ独自の音楽的美的センスに

集約されているような気がする。しかも頑固に、


ある意味エキセントリックでもあり、同時に

ストイックなまでに、自身の理想形をクールに

追求する... こういうところは、まさに亢宿なのだ。

知的な美的感覚と野性的な部分が同居して

いるというのは、いかにも射手座らしいけど。

(しかも動物占いでは威風堂々とした虎!)



uverworld

http://www.uverworld.com/



少々宿曜術とは離れるけど、彼は蠍座に

金星と天王星の合を持つ。その蠍金星

天王星合と、乙女座にある土星が60度。

金星天王星の組み合わせの合は、いかにも

アバンギャルドな独特の美意識の持ち主という

感じだが、それらに調和的な角度の土星は、


その理想や変革の意識が単なる興味本位や

面白半分なものでないことを意味している。

まさに「地に足のついた変革」を成し遂げられる

人。多少突飛なものに感じられても、実際は

少しも変じゃない。むしろ彼が夢想する新たな

地平は、どことなく納得のいくものを感じたり、


素直に面白いと、誰もがついていけるような

何かを持っていたりする。それもそのはず?

彼の射手座の太陽は、ほとんど山羊座との

境目の29度にあり、射手座というより山羊座に

限りなく近いといえる。山羊座の守護星は、

まんま努力と勤勉の星土星。ああ納得...


あの妙に落ち着き払った疑いのない自信や、

ひたすらまっすぐに自身の目標に向かって、

突き進むような(しかも、情熱の星火星も

山羊座にある)風情からは、非常に安定感が

あり、かつ真摯で真面目な好青年という印象

を受ける。TAKUYA∞という青年は、実は

とても生真面目で、努力家を絵に描いた

ような、実直な亢宿なのかもしれない。


しかも山羊座は野心とも深い関わりのある

星座。おそらく土星的なしぶとさ粘り強さで、

いつしか頂点を極めてしまう、という... あな

末恐ろしやは、怖いもの知らずな若さなり(笑)

(とはいっても、皆三十路真近なのか...汗



また月と土星が近い場所にあるところからも、

どこか内省的というか孤独... が、しかし、

その乙女座月は山羊座火星とは120度

なので、そういったネガティブさを逆手に

取り、自分の活力に変えて情熱的に生きる。

(独特の作詞能力にしても、水星と木星の

120度という、非凡な言葉の力を感じる...)


この新曲「Colors of the Heart」は、そのまま

彼自身の心の叫びといったものが、その完成度

の高さとともに、若さゆえに存在する痛みや

エネルギーとなってほとばしり、昇華された

秀逸な楽曲。ネガティブだからこそ、真に

ポジティブになれる... ネガティブな心根の

辛さ切なさを知っているからこそ、人に優しくも

なれる... 何より人の心を打つ嘘のない何かを、

その歌声は持っているのだ。やはりUVERは、

このTAKUYA∞の「声」ありき、なのだ。




昨夜聴いた某FMラジオの出演生番組では、

バンドメンバーとの和気あいあいとしたホット

な間柄も見せ、さらに、ただ今解禁となって

いるオリコンのご紹介映像では、割と幼い?

どこかキュートさを感じさせる素顔も...(笑)


元々亢宿は、周囲に人がいてこそ輝く宿

らしく、TAKUYA∞の場合は、それが幼馴染

でもあったという、この4人のバンドメンバー

だったのだろう。そして彼にとって何より大事

なのは、応援してくれる地元の人たち。それは

もっと大きく輪を広げれば、勿論ファンの存在も...


人のあいだで揉まれ、時には戦い、ぶつかりあい、

それでこそ亢宿の独自性や独立心も、磨かれ

養われるというもの。きっとそういう柔軟さや潔さに

惹かれるのだろうな... 孤高の人でありながら、

それでも周囲に集まる人たちの気持ちが

解らなければ、本当にただの分からず屋。


でも、そのことを亢宿は誰よりもよく知っている。

伊達にトップの器ではないのだ。意外に仲間

意識は強く、思いやりもある。だからこそ亢宿

には人がついてくる。やはりどことなく狼っぽい(笑)

群をなしても常にストイック。その気骨あふれる

気高さやリーダーシップに皆惹かれる。そんな

逞しい野生の美しさを、どこかに宿している青年...



なんだか、またちょっと亢宿に興味が湧いて

きたかも... 実際には私星宿とは、独自の頑固さ

など似ているようで、その実折り合わない宿

ではあるんだけど。(中距離「危成」じゃねぇ...)


それでも、どことなく強いシンパシーを感じる。

それはきっと、同じように何か命を削りながら、

しぶとく己の目標を見定めて、互いの生きる

テリトリーは違っても、どこか影響しあい認める

部分があるから?私自身は、そういう亢宿は、

割と好きだし、いつも何となく意識してしまう。



さて、TAKUYA∞君、どこまで楽しませて

くれるかな...(笑)こうなったら、とことん、

亢宿の醍醐味を魅せていって欲しいすね。


ちなみに、UVERWorldのバンド名由来は、

"自分たちの世界をも超える"という意味合い

からだそう。まさに信念に裏打ちされた変革の人、

亢宿率いるバンド名に相応しいではないですか...

(実質のリーダーはG担当の克哉氏だそうだけど