ロードバイクと痔と治療薬 その4 ~ISM選び~ | 薬剤師Low*の診断士受験生活。

ロードバイクと痔と治療薬 その4 ~ISM選び~

ロードバイクと痔と治療薬 その3 ~サドル選び~からの続き


痔の痛みから逃れるため、ISMサドルを購入するところまでは決めた。

が、種類が沢山ありすぐにポチれないこと気づく。
まぁ、乗るのは今の痔の状態から回復した後なのでまだしばらくかかるのでいっか。

さて、ISMサドルと言っても、下記の種類がある。

【全長が270mmの3種類】

ADAMO Podium



ADAMO Breakaway



ADAMO PROLOGUE

ADAMO BREAKAWAYとADAMO PODIUMは、全長270mm 幅130mmで、デザインは同じ。
ADAMO PODIUMの方がパッドが薄めでレース向き。
ADAMO PROLOGUEはさらにパッドの中身を増やし幅を広げ、全長270mm 幅135mmになったもの。


【全長が245mmの3種類】

ADAMO Road



ADAMO Racing2



ADAMO TIME TRIAL

ADAMO ROADは全長245mm 幅135mmで、下段二つと比べパッドの中身が多い。
ADAMO RACING IIとADAMO TIME TRIALは、全長245mm 幅130mmでROADと比べるとパッドは少ないが、軽い素材のパッドの中身を使用し、チタンレールを使用していてレース向き。


【その他】

ADAMO Peak


これは、全長255mm 幅135mmで、ヒルクライム用の形状。坂道で疲れないように設計されているらしいけど、私の選択肢にはない。

あと、数種類あるけど、詳細は
http://www.ismseat.com/こちらの本家で。



【全長が270mmの3種類】と【全長が245mmの3種類】では、前者が長いから重い。実際座るのは、二股に分かれた部分でポジションが決まっていれば、後ろの3分の1は必要としないことからカットされたモデルが【全長が245mmの3種類】のよう。

私は、だらーっと走るときや、加速するときでポジションが変わるので長い方が良いなぁ。多分、取り付けた時もカッコイイし。

という理由で、【全長が270mmの3種類】の中から選ぼうと決めました。

ADAMO PODIUMはレース向きだし、私は痔の回復が目的なので、ADAMO BreakawayかADAMO PROLOGUEになるんだけど、パッド注入し過ぎのため股の部分がADAMO PROLOGUEは狭い作りになっている。なので、ADAMO Breakawayに決定しました。


さっそく、アマゾンでポチる。
薬剤師Low*の診断士受験生活。-ISM ADAMO BREAKAWAY 1
で、届く。


薬剤師Low*の診断士受験生活。-ISM ADAMO BREAKAWAY 3
薬剤師Low*の診断士受験生活。-ISM ADAMO BREAKAWAY 2
比べてみると、今までのfi'zi:k Pave CX WING・FLEXと比較し、ぱんぱんに張ったパッドからなんだか優しさがあふれているようだ

一応、fi'zi:k Pave CX WING・FLEXも座面は広くクッションもあり、先端がシャープになっているので、座る位置によって好みを調整できる仕様ではあるんだけど。

セットして、今までのサドルと同じポジションで乗ってみる。
この時点で、分かることがある。


最強だ。このサドル。

もう、うれしくて、夜な夜な笑いながらポジションを探る。

圧迫感が皆無。金○が自由に遊んでいるような開放感。
尿道や前立腺部分も何も圧迫を感じない。

どんな体勢でも良いんじゃないかと思うけど、ここはしっかり探る。
結構、後ろに下げ気味でポジションがしっくり来たのでまずはそこで決める。


薬剤師Low*の診断士受験生活。-ISM ADAMO BREAKAWAY 4
説明書を見ると、ISMはまっすぐ付けるのではなくて、左右に振って付けることでベストポジションを決める工程がある。何故かというとやってみて初めて分かったけど、男性なら分かる。

右曲がりとか、左曲がりとかあると思うのだけど、その下の金○は逆側に偏っていたりすることがある。
そうすると、自由な空間をその金○に合わせるように、ISMサドルを左右どちらかに振って固定する。

ポジションが合った時は、本当に感動します。


女性も尿道の圧迫や、男性よりも尿道が短い分、尿道炎が膀胱炎に影響する可能性も高そうなので、このサドルはおすすめです。デリケート部分が圧迫されない自由感は本当に最高。

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2012年5月25日追記

その後、こわごわと80kmほど使用してみた感じだと、レーサーパンツを履いてISMに乗ると肛門-陰部ラインへの圧迫が少なからずあるので、(と言っても、今までのサドルと比べると断然圧迫は少ない。)私はレーサーパンツなしでISMを使用する事にしました。

そうすると、痔の悪化は特に感じず、前立腺への影響も無いように思えます。
サドルと股間の接触部分には特に違和感、痛みはありませんね。

他の形状のサドルと比べると、先端の幅が広いので回転数を上げてペダリングするときに、左右に振って取り付けた角度を少しまっすぐにしたくなります。
そうやって、微調整をしていってフィットする角度を見つけると、完璧なサドルだと思います。
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2012年9月25日追記

あれから、数ヶ月たちますが、相変わらず平日往復24kmほどの通勤に使っています。他にも数kmの用事にちょくちょく乗っています。痔はもうおこりません。

ただ、長く乗ると接地部分に負担がかかる感じがしてきたので、パッド付きパンツを探しました。今までのパッド付きレーサーパンツは、パッドが厚くて結局、乗車時の食い込みがおこると圧迫されることになるので、固め(薄め)のパッドを選んだところ、なかなか良い感じの使用感でした。

理想的なのは、サドルと同じような真ん中にパッドがないものが欲しいのですが、と思ったら、あるようです。



レーサーパンツやパッドについては、後ほど記事を書く予定です。