今日は「飲み会を主催しろ」って話の続き。
・出会いを手に入れる一番簡単な方法。
ところで、お酒を飲める人のなかには、
「お酒があって、飲めば楽しめるでしょ?」
「何かイベントやネタを仕込んでおけば楽しいでしょ?」
って思ってる人が多い。
昨日もお話したとおり、主催者の使命は「飲み会を盛り上げる」こと。
だから、名刺ビンゴをやったり、なんかゲームをやったり…
いろんなことをやるわけだ。
仕掛けよりもネタふり。
でもね、そういう仕掛けももちろん大事なんだけど、もう一つ
…というか、合コンや知らない者同士が集まる飲み会で
一番大事なのは何かって言ったら…。
それは誰かと誰かをつなげてあげるってことだ。
「いや、そのために自己紹介や、ビンゴやゲームをやるんだよ。」
って言うかもしれないけど、それだけじゃ詰めが甘い。
たしかに、何もないよりはいいけどね、やっぱり「場」だけを
用意されても、初めての飲み会じゃノリきれないことだってあるんだ。
そんなとき…ボクがいつもやることは、すごくシンプルだ。
それはね、その場にいる一人ひとり…他己紹介をしてあげるんだ。
いや、他己紹介なんて言うと堅苦しいけど…もっと簡単に言えば、
ネタふりをしてあげるわけ。
さすがに100人も集まるような飲み会の場合、全員をそれぞれ
紹介するのは不可能だ。
でも、合コンしたり、友だちと飲み会するときなんて、
たかだか10人前後でしょ?
だったら…飲み会の最初にありがちな、つまらない自己紹介(?)が
終わったあとで、最近流行りの“ファシリテーター”として、
キミが場を回すんだよ。
photo by Katie Laird
主催者特権を使え。
たとえば、キミの友だちのAくんと、女の子のBちゃんが、
話すキッカケがなかったとしたら、
キミ:「Aってさ、いまはウェブ系の仕事をしてるけど、昔は美容師だったんだよね?」って、Aくん、Bちゃんに話をふってあげるんだよ。
Aくん:「うん、もうずいぶん前だけどね。」
キミ:「あれ?Bちゃんって、美容師じゃなかったっけ?」
Bちゃん:「ぜんぜん違うよーっ!」
キミ:「あ、やっぱり?けっこうオシャレだからそうかなーってwお仕事何やってるの?」
Bちゃん:「アクセサリーの販売。」
Aくん:「へー!メンズも扱ってるの?オレ、けっこう好きなんだよね…」
ここで生きてくるのが、昨日話した「主催者特権」だ。
たとえキミが相手の女の子を知らなかったとしても、
主催者って立場を使えば、とつぜん話しかけたって
ぜんぜん不自然じゃない。
そして、話ベタだっていいんだ。相手のことを聴くだけだから…
ただ質問をすればいい。
知らない者同士が混ざりあえるように、 共通点があれば、
それをネタにする。共通点がなければ、違ってるってことをネタにする…。
・恋愛初期段階には自己開示して「共通点」を探り出せ。~類似性の法則~
流行りのテレビや時事ネタなんてのもいいけど、究極のネタは、
それぞれ「その人自身」なわけで、それを引っ張りだしてあげるんだ。
相手が男であれば、ツッコミどころを作ってあげる。
女の子であれば…やっぱりいい意味でツッコミどころを作ってあげるわけ。
ネタを作って流れができれば、あとはそれぞれ
勝手に盛り上がってくれる。
…お酒も入ってるしね(^_-)-☆
たかが飲み会。されど飲み会。
幹事や主催者って立場は、唯一それができるポジションなんだ。
盛り上がる飲み会ってのは、何もビンゴやゲームで景品を当てることじゃない。
むしろ、新しい出会いがあることのほうが重要なわけ。
そして、その出会いを…キミが作ってあげるんだ。
繰り返しになるけど、主催者(ホスト)であるキミの役目は、
その場にいる人たちをつなげるってことなんだよ。
「いや…でも、女の子の友だちなんていないし…。」
別に、キミに女の子の友だちがいなくたっていいんだ。
誰かに呼んできてもらえば。
出会いがないんです…なんて言ってるヒマがあったら、
自分で飲み会を主催して、女の子を連れてきて貰えばいいんだよ。
出会いのキッカケなんて、待ってたって一生来ない。
飲み会を主催するめんどくささ…それは、キミを現状に
とどめておこうとする潜在意識のブレーキだ。
だったら、新しい出会いのチャンスから逃げるために、
言い訳するなんてもう卒業だ。
キミの能動的な行動は、必ず次の結果を生む。
とにかく誰かに一言「飲み会やるべ」って声をかけろ。
それが…現状維持から脱する最初のキッカケになるんだから。
そして、飲み会を開いたら…その場に来た相手の女の子たちに、
「すごく楽しかったー!また飲みにいこっ☆」
その一言を言わせるために、全力を尽くすんだ。