今日は、朝は大きな雲の合間から陽の光が覗いていたけど、昼過ぎには夏の雲もいなくなって、広々とした青い空。
駅前のカフェに向かうときに吹いていた、頬を撫でる風も心地よく、サラサラとしていて、昨日よりもさらに涼しくて、秋めいてきた空気が、優しく身体を包んでいるのをさらに強く感じた。
…ということで。
先日から、女の子をイメージの世界に誘うには、相手がイメージをしやすい、属性(VAK)に沿った言葉を使うこと…という話をしてきた。
一昨日は視覚優位(V)の女の子向けの会話、そして昨日は聴覚優位(A)向けの会話を紹介したけど、今日は、仲間と伊豆高原に旅行に行ったときの話を例に、最後の属性…体感覚優位(K)の女の子の場合の例を紹介しよう。
![テニスと夕焼け](https://stat.ameba.jp/user_images/20130909/23/lovestrategist/77/a0/j/o0600040012678494801.jpg?caw=800)
photo by Si Longworth (Army Photographer)
「このあいだ仲間と伊豆高原に行ったんだけど…やっぱり高原のリゾートって気持ちいいよね。」こんなふうに、体感覚優位であれば、
「都会の“もぁっ”とした湿気を含んだ熱気と違って、すごく澄んだ空気が身体全体を包み込んでいるようだったよ。」
「テニスコートのあるコテージを借りてさ、一緒に行った連中のなかに、ひとりテニスのインストラクターをやってるやつがいて、教えてもらったんだけど…『拷問か!』っていうぐらいすごいスパルタなのw」
「最初のうちは軽めのラリーだったから、きつくなかったんだけど、そのうち“本気モード”にスイッチが入って…」
「すっごくいじわるなところにボールを返すから、うまい具合に振り回されて、コートの端から端まで走っちゃってさ…息があがってハアハア言ってるのw」
「終わるころには心臓が飛び出るくらいバクバクしちゃって、ラケットのグリップを握る手にも力が入らなくなるぐらい(^_^;)」
「でも、ああいうのを『心地よい疲れ』っていうのかなぁ…疲れてるんだけど、すごく満足感があって…」
「そのあとみんなで入った温泉は最高だったなぁ!ごつごつとした大きな岩のある露天風呂で、ちょっと熱いくらいのいい湯加減で…」
「湯船に足を入れて、肩までつかっていくと、じんわりとお湯に触れている表面から少しずつ温まっていって、身体の芯までその温かさが染みこんでいく感じ。」
「お風呂を出たあとも、その温かさが身体の奥に残っていて…『あぁ、気持ちいい』って、久々にゆったりとした旅行だったよ。」
・気持ちいい
・もぁっとした
・包みこむ
・きつい
・振り回される
・息があがる
・心地よい疲れ
・満足感
・染みこんでいく
・ゆったり
など、「身体で感じさせる」つもりで、言葉や表現を選ぶんだ。
もちろん、100%視覚優位とか、100%聴覚優位、100%体感覚優位ってわけじゃない。
だから、話のネタはもちろん、女の子の使う言葉や、表現の仕方をよく聴いて、相手がどの感覚が優位なのか当たりをつけるといいだろう。
そして、それぞれのパーセンテージに見合った言葉や表現と使うといいだろう。
ちなみに、相手の属性(表彰システム=モダリティ)を推し量るには、以前お話しした「視線」も参考になることが多い。
・参考:視線から女の子の心を読む方法「得意な感覚と注意点」~目は口ほどにものを言う~
だから、女の子と会話してるときは、キミの「感覚センサー」をフル稼働させて、彼女の話の内容はもちろん、視線やしぐさなど、相手を良く観察すると、いろんなことが分かるかもしれないよ。