女の子を「恋愛モード」にする暗示トークの真髄は、相手にリアルなイメージを想起させることだ。
そして、そのイメージを生き生きと想像させるには、彼女の属性(モダリティ)を利用して、それに沿った言葉や表現を使う…という話をした。
以前お話したように、彼女の属性は大まかに
・視覚(V:Visual=ビジュアル)
・聴覚(A:Auditory=オーディトリー)
・体感覚(K:Kinesthetic=キネステティック)
の3つに分けられる。
それぞれの大まかな分類は、女の子と会話するなかで、彼女の使う言葉や表現に注目していれば、自ずと分かるはずだ。彼女の属性(モダリティ)については、以下の記事が参考にしてほしい。
・彼女の属性を見極める3つのポイント。~表象システム(モダリティ)~
・話をするときは、彼女の「感じる」言葉を選べ。~表彰システム(モダリティ)~
視覚優位の女の子であれば、会話の中で「見る」「キラキラする」「青い」「バラ色」といった、目で見た情景や色などを表現する言葉を使うことが多い。
また、聴覚優位であれば、「ザワザワ」「葉っぱがこすれる音」「しーんと静まり返った」といった、音に関する言葉を多く使う。
そして、体感覚優位の女の子は、「ドキドキ」「心に残る」「身体が震える」「ポカポカと温かい」といった、身体で感じたり、雰囲気を表現する言葉を使うことが多いんだ。
だから、その女の子それぞれの属性を踏まえて「暗示トーク」を構成すると、暗示のかかりやすさが倍増するんだ。
![プーケットのビーチ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130907/21/lovestrategist/18/10/j/o0600040012675951604.jpg?caw=800)
photo by Anantara Journeys
たとえば、視覚優位(V)の女の子と、旅行の話をしてる場合…
「目を閉じるとさ…その旅行に行ったプーケットのビーチとか思い出しちゃうんじゃない?」そうやって、
「白い雲の浮かんだ真っ青な空に、高く伸びた椰子の木や、アジアンテイストのリゾートホテル、そして、真っ白な砂浜が弧を描いて続くビーチ…」
「その砂浜を歩きながら、後ろを振り返って見ると、まるでまっさらなキャンバスに絵を描いたみたいに、自分の足あとがついていて…」
「シーズンオフだったら、波が高くて海には入れないんだろうけど、ホテル内にあるプールも気持ちいいよね。」
「プールの水面に反射する太陽がキラキラと眩しくて…デッキチェアに大きなパラソルを立てて、リゾートでしか飲まないような、カラフルでトロピカルな彩りのカクテルなんかを頼んじゃったりしてw」
「夜なんかもすごく綺麗なんだよね。レストランの入口には、赤々とたいまつが燃やされていて、全体的に落ち着いたオレンジ色の照明は、料理をいっそう美味しそうに見せてさ…」
・白い雲の浮かんだ真っ青な空
・弧を描いて続くビーチ
・絵を描いたみたいに
・キラキラと
・カラフルな
・オレンジ色の照明
など、視覚を刺激する言葉や表現を使う。
そして、「相手に情景を見せる」つもりで話をしながら、イメージの世界に誘導していくんだ。