こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。
「暗示」とは、読んで字のごとく「暗に示す」ことを言う。
催眠やカウンセリング、セラピーなどでリラックスさせたり、トランス状態に導くためのテクニックで、催眠・心理誘導のキモになるものだ。
ちなみに、この「トランス状態」は、実は誰でも普段の生活のなかで気づかないうちに何度も体験している。
たとえば、好きな音楽を聴いてるとき。キミはソファーに座ってゆったりと耳を傾けている…。あのゆったりとした心地よい状態…あれもトランスだ。
また、スポーツ観戦をしたり、アクション映画を観ているとき。
今度は心臓の鼓動がドキドキと速くなって、身体に力が入って、手に汗を握りながら興奮する…それもまたトランス状態だ。
上記二つは、全く正反対の状態だけど、トランス状態=変性意識状態とは「通常の意識状態ではないこと」を言うので、どっちもトランス状態なんだ。
(音楽ジャンルの「トランス」も、もともとここから来ている。)
photo by Amandeep Singh
そして、女の子が恋愛をしているときも、一種のトランス状態になっていると言える。
好きな相手が目の前にいるだけでドキドキしてテンションが上がったり、また、一緒にいるだけでリラックスして目がトロンとなって、ゆったりと心地よくなったり…まさにトランス状態だ。
「暗示」は、さっきお話したとおり、催眠・トランス状態に導くためのテクニックだ。
女の子とのコミュニケーションにおいて、いわば“恋愛トランス状態”(恋愛モード)に導くために、この絶大な効果を発揮する「暗示」を使うんだ。
もうキミは気づいてると思うけど、今までお話ししてきた「ダブルバインド」や「結合法」「アンカー」などは、すべてこの「暗示」によって潜在意識に直接メッセージを滑りこませるためのテクニックだ。
つまり、この「暗示」こそ、“女の子を、知らずにその気にさせる”スキルやテクニックの根幹を担うものなんだ。
暗示…なんて聞くと、キミはなんだかおどろおどろしい雰囲気を想像かもしれない。だから、そういう感覚を持っていて構わないので、ぜひ今までの記事をいくつか読み返してみてほしい。
それぞれのテクニックが、どんな意図があって使われるものなのか、また新しい気づきを得ることができるはずだ。
そして、実際にキミの日常のコミュニケーションに目を向けたとき、暗示というものがいかに自然で日常的に使われているかに、気づくことができるだろう。