会話が苦手な人必見。語彙力を高めて言葉を巧みに操るための、秘密の訓練方法。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

話の内容だけじゃなくて、スピーチをする人の話し方や立ち居振る舞い…つまり非言語のメッセージによって人は心を揺さぶられる…という話をしたけど、それは「言葉に価値がない」ということじゃない

自己啓発セミナーや、コミュニケーションセミナーなどでは「メラビアンの法則」を都合よく曲解して、まるで視覚情報や聴覚情報などのほうが言語情報よりも大事だ…みたいな論調で語られることもあるけれど…そんなわけない。(メラビアンの法則についてはまた後日)

普段の会話を思い出して、冷静に考えれば分かるだろうけど、言語情報だって「内容を伝える」という意味では、他の情報と同じように、めちゃくちゃ大事なものなんだ。

そして、話すこと、会話そのものを上達させるには、本を読んだり、他人と会話をしたりすることで身につけることもできるけれども、意識的にその能力を伸ばすには、やっぱり訓練が必要だ。

会話は言葉によって成り立っているから「語彙力=表現力」だ。 つまり、キミの表現力は、どれだけ言葉を知っているか…にかかっている。

そこで、面白い訓練方法を紹介しよう。

もともとは、デザイン系の専門学校で十数年前にやった文章構成力を高めるための訓練(今もやってるのかな?)だけど、キミの言葉の表現力を高めるためにすごく役立つので、ぜひやってみて欲しい。

必要なものは、400字詰め(20字×20行)の原稿用紙と辞書。たったこれだけだ。
(PCでもできるけど、できれば手書きがいい。)

そして、まず枠の外側に何でもいいので単語(または短い言葉)を書く。 たとえば…今の時期であれば「桜」とか。

桜の花
photo by "KIUKO"

そして、一行目は1文字で「花」や「春」「蕾」など、桜を表す言葉を書く。 二行目には2文字で「花見」「卒業」「儚さ」など、やはり、桜をイメージしたり、桜を表す文字を書く。 三行目には3文字で「薄紅色」「花びら」「入学式」、四行目には4文字で「開花宣言」や「咲き誇る」、五行目には5文字で…と、一文字ずつ増やしながら「桜」を表現する、またはイメージする言葉を書いていくんだ。(※一行につき1語または1センテンス)

「『蕾』なんて…桜じゃなくても使えるじゃん」

と思うかもしれないけど、細かいことは気にせずに、まずは「自分ルール」で、とにかく連想ゲームを楽しむようにやってみて欲しい。 そして、なかなか言葉が出てこないときは、ぜひ辞書を使って、自分が今知っている言葉だけではなく、そこで新しい言葉をインプットしていく。

最初は…かなり苦しいはずだ。自分の語彙力のなさに愕然とするだろう。 けれども、これを20行までやってみると「桜」について1文字から20文字で表現する、自分の「言葉リスト」ができあがるんだ。

これを、とにかくいろんな言葉についてやってみる。

2、3文字であれば、簡単な単語でクリアすることもできる。けれども、5文字、6文字…10文字、20文字となると、もう単語では表せないので、ちょっとした文章を考えなければならない。

同じものを表現するときに、誰もが使う単純な言葉で表現するよりも、いくつもの選択肢のなかから、個性的で洗練された言葉で表現できるほうが、相手の心にインパクトを与えることができる。

たとえば、「空の青さ」を伝えたいとき…ただ「空が青い」と言うよりも、

「清涼感を感じる清々しい青さ」
「宇宙が透けて見えそうなぐらい青い」
「絵の具を直接塗ったような鮮やかな青空」


といったように言い換えることで、情景がよりリアルで、質感のある表現ができるんじゃないだろうか?

そして、言葉のバリエーションが増えて、相手の女の子に合わせて…その子の感受性に合わせて、言葉を選ぶことができるようになったとしたら…。

訓練に寄って身につけた言葉を駆使することで、キミの表現力は格段に上がる。 そして、前述の話し方や立ち居振る舞いなど、非言語によるメッセージとの相乗効果で、キミの伝えたいことが、さらに彼女の心に刺さるようになるんだ。